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iPod デジタル出力 ポータブルアンプ 2018年版

2018年18日   カテゴリ:オーディオ日記     0 comments
まず始めに、この記事はオーディオマニア向けに書かれていません。自分は音楽マニアだとは思いますが、オーディオに関しては初心者だと思っていますのでマニアが満足できるような知識と見解は持ち合わせていません。そういう記事を読みたい方は申し訳ないですが別のブログを探してください。あくまで初心者の間口を広げるための布教活動です。

「オーディオ分からんけど、ちょっと良い音聴いてみたい」

という人に向けて書いています。



さて、過去に書いた記事、「 iPodでデジタル出力して外で聴きたい。」 が未だに一番アクセスが多いので、これの2018年版を書こうと少しずつ準備しておりました。簡単な以前の流れは書きますが、詳細が気になる方は過去記事を読んでください。

そもそも、iPodでデジタル出力して気軽に聴けないのか? ということなんですが、

Apple製品はライセンス許可が下りている商品でしかデジタル出力できない。

まず、ここが一番の問題になってくる点です。これが2012年の調べでは高額商品でしかライセンスが下りていなかったため、一部の人しか利用できなかったのです。

現在はiPhoneの爆発的な普及のおかげでだいぶAppleユーザーが増えたことも起因してると思いますが、だいぶ敷居が低くなった、以前ほど高額じゃなくてもデジタル出力ができるようになった、というのが現状です。

しかしiOSのバージョンや、Lightningケーブルの有無、機種の古さなどで以前、気軽に聴けない状況だなぁと思い、今回の記事の作成にいたります。要するに、

「オレのiPodはデジタル出力できるの?できないの?」

これが分かりにくい。

製品ごとに対応状況を調べて書くつもりですが、念のために事前に作っておいた

「iPhone, iPod touch, iPad - iOS対応表 (2018年2月付)」

自分のApple製品がいつ頃購入した商品か、iOSが見れるならそのバージョンはどの程度の新しいiOSなのか、おおまかに確認できるページを作成しています。確認したい人はこのページを見ていただければ、自分の所持している製品が対応してるかどうか、ある程度確認できると思います。

基本的に古いiPodやiPod nanoは対応していないのが現状ですが、物によっては古いiPodでもデジタル出力できる製品も現在販売されております。

しかし、もう現状としては古いiPodを使ってまでデジタル出力にこだわることはしなくてもよい、でしょう。

まず一つ目の理由として、古いiPodは容量が少なく、既にバッテリーの寿命が尽きかけている、ということにあります。いつ壊れるか分からない製品を今再び持ち出して、そこに数万円のポータブル・アンプを装備したとしても、そんなに長くは持たないと思われます。

いつまで保てるか分からない機材( 旧iPod )に対応したポータブル・アンプを買ったとして、iPodが壊れたらそこに残るのはやたら古いiPodに対応していることにお金をかけた、不毛なポータブル・アンプだけということになります。

二つ目の理由としては、もう既にデジタル出力についてすらこだわらなくても良いのでは、というものです(今回のテーマを覆すことになりますが)。

デジタル接続はたいへん素晴らしいものです。自分も聴いて感動したし、新鮮な体験だったと思います。しかしここ数年で新たに体験した、

「スマホのアプリのイコライザをいじって自分の好みの音に近づけて、それをワイヤレス・イヤホンで聴く」

こっちのほうが個人的にもっと気持ちよく感じました。専門家が用意した味付けよりも、自分で調整したもののほうが気持ちよかったのです。もちろんプロフェッショナルが用意した物のほうが、きちんと作り込まれているはずです。しかし自分が使ったのは「HF Player」というアプリ (Onkyoのアプリ)のイコライザですが、デジタル接続よりこちらのほうが感動が上回っていました。

これを考慮するにしても古いiPodはますます必要ありません。スマホか新しいiPod touchに無料のアプリ「HF Player」を入れる、それだけです。 (※ハイレゾ機能を解除するには1200円かかります)



さて、だいぶ話題が逸れたので本題に戻ります。

ポータブル・オーディオにおいてより良い環境で聴くことのひとつとして「デジタル出力」がありますが、それはあくまで選択肢の一つです。

① 音がくっきりする ( デジタル出力 ) という音質の選択肢
② ヘッドホンのグレードを上げるという選択肢
③ 音楽ファイルの音質を上げるという選択肢
④ オーディオケーブルを替えるという選択肢

どれかひとつでも以前と違う環境になれば、今の自分をより満足させる結果に繋がります。どれをどれだけ選択するかは自分次第です。しかし全てを選択したとしても、「良い結果が得られた」という結論に到達しない人も中にはいます。

人によって見える色が違う、感じ方が違うように、人によって「良い音」も「音の感じ方」も、「一番好きな音楽」も人それぞれ、違います。「誰かにとっての最高の音質」を用意したとしても、それが「自分の一番理想的な音質」と一致するとは限らないのです。



今回はデジタル出力というテーマなので、そこに向けて書いていきますが、デジタル出力を選ぶ人は色々準備が必要です。まず前提として上げた選択肢の真ん中二つ、

② ヘッドホンのグレードを上げるという選択肢
③ 音楽ファイルの音質を上げるという選択肢


これをある程度進めていなければ、デジタル出力で良い結果が得られません。音楽ファイルの音質を限りなくロスレス(もしくは320k)にしていなければ、デジタル出力にすることによってソースの粗がひどくなります。

■イヤホン・ヘッドホンの「ハイレゾ対応」とは? (allabout.co.jp)

そして「ハイレゾ対応ヘッドホン」は必要なのか?という点ですが、上記のページでざっくり解説されてます。

それをさらにざっくり説明すると、「ハイレゾ対応」と書いてないヘッドホンでも再生はできます。要は「ハイレゾ」を再生できる「解像度・分解能」がヘッドホンに備わってるか、これに尽きます。それを踏まえて「最低限の性能」が必要になります。出力先のヘッドホン・イヤホンが安価なものであれば、出力先に音質が反映されることはないのです。

デジタル出力する前にクリアしておくべき課題は以上の理由で2点あります。

① 最近聴くアルバムは全てロスレス音源にしておく。
② ヘッドホンは最低でも1万円くらいのものは用意しておく。


数千円のものでも、自分が満足できる音質がある製品に出会えてる人はとりあえずそれで。

あと古い音源は大して音質は上がらないものが多い、これも覚えておきましょう。違う時代の違う感覚で録音されたソースは、現在のインターフェイスにはかみ合わない、ということです。それをある程度ロスレス変換で補える方法や配信されてるハイレゾ、SACD等もありますが、ここではそれを割愛します。

さて、じゃあデジタル出力するメリットって何?という話になってきますが、デジタル出力に切り替えて起きる変化はおそらく次の2点です。

① 音質がクリアになる (ノイズが減ってよりキレイな音に聴こえる=解像度が上がる)
② 音場が広くなる (以前より立体的に聴こえる)


あとは組み合わせや、ポータブルアンプの味付けによっては低音が増えたりもしますが、基本的に起きる変化はこの2つです。

「劇的に音が良くなった」と思っている人は、再生されている音楽にとても思い入れがあって、同じ音楽でも音質が良くなることで改めて感動できる人です。「あんなに聴き倒してきた曲なのに、まだ聴こえてなかった音があった!」みたいな感動が得られます。しかしデジタルにしただけで音質が何倍に上がるわけではないです。自分の楽しみ、趣味の世界をもう一つ奥深いほうに楽しむ、そういう認識で思っておいたほうがいいです。過度な期待をしている人が大体がっかりしているのは、そういうことです。

なぜこういうネガティブな意見を書くかというと、数万円もコストを払うのに得られる結果は個人的で曖昧なものだからです。お金を払うまで体験できないのに、リスクが大きい。しかも良く分からないまま手を出している人が多い。色んなサイトで音質が良くなると書いているが、メリット・良いことばかりしか書いてない。どうせなら長所も短所も知っておいたほうがいいですし、その上で選ぶのなら後悔も少ないはず。ただ買い足しても音が良くなるわけでもないし、準備も必要で、どの程度のことが起きる行為なのか把握しておくことが大事です。

じゃあ自分の場合はどうなのかというと、自分はパソコンでUSBDACを通してデジタル接続して、現在とても満足しています。今は室内だけでデジタル接続を楽しんでいる状況ですが、醍醐味は感じているのです。(電車の通勤時間・1時間が、職場の変更で10分になったので通勤で音楽を聴かなくなった背景があります。)

音質がクリアになったことで音の分離感が上がり、細かいディティールが聴こえるようになり、音場が広くなったおかげで以前より音楽に奥行きを感じるようになりました。色んな音楽に対する今までの印象が良い意味で「あれ、こんなイメージだったけ?この曲」となって、また色んな音楽を聴き直している、そんな状況です。

なので 「デジタル接続」 は自分の中でとてもおすすめな 「選択肢」 のひとつです。

話は尽きないですが、そろそろ2018年度のデジタル接続が可能なポータブル・アンプの解説に入りたいと思います。良い部分も悪い部分もなるべく書いていきたいと思います。




COZOY Astrapi 超小型スティックサイズDAC内蔵アンプ (シルバー) [並行輸入品] ¥ 7,280 円 (20180223付)
■公式ページ

香港をベースとするオーディオブランド、APPLE 30pin ドック搭載の製品に非対応、Lightning 搭載の製品のみ対応。Amazonのレビューにて直差しで明瞭さが増す、との報告あり。しかし同ユーザーより初期不良の報告もあり。対応iOSも検証中とあるが、不明瞭。価格なりだが、おすすめできる要素が見当たらず、不安要素しかない。


dB MAGIX AC2 Mini Hi-Fi ライトニング ヘッドホンアンプ 100Ω 駆動能力 MFi 認証 Lightning 3.5mm 音楽愛好者のために iPhone X iPhone 8 iPhone 7 対応する ¥ 8,788 円 (20180223付)
■公式ページ (AC3がリリースされたためか、AC2の製品ページ無し)

対応機種
iPhone X
iPhone 8/8Plus
iPhone 7/7 Plus
iPhone 6/6S/6S Plus
iPhone 5S/5SE
iPad Pro/mini 4/Air 2
iPod Touch (第五・六世代)

音質に関してはどのユーザーもそれなりに満足しているようだが、曲の頭出しが0.○秒切れるという報告あり。バッファサイズの設定で多少の改善はあるらしいが、完全には解決しない問題。


FiiO ヘッドホンアンプ・DAC E17K ¥ 9,700 円 (20180223付)
■公式ページ

「Lightning - USBカメラアダプタ」使用時、iOS7以降対応製品、iPhone 4から使える珍しい製品。純正アダプタを買わないと使えない、音質はどのユーザーの感想も「ちょっと良くなる」程度。これはイコライザ次第、といったところ。しかし1万円出してちょっとしか良くならないなら、ヘッドホンに投資したほうがいいのでは、と思います。


TOPPING NX4 高性能ポータブルヘッドホンアンプ HIFI デジタル USB-DAC搭載/ハイレゾ音源対応 Iphone/一部のAndroidに対応 高音質[日本語説明書対応]シルバー ¥ 12,000 円 (20180223付)
■公式ページ

公式ページには住所の記載がないですが、中国のメーカー。音質はどのユーザーも満足しているみたいだが、すぐ壊れたとの報告あり。中華製でも音質は良いんですが、持ち歩くために作られたはずの製品なのに、耐久性がない・・・。自分も中華ポータブルアンプを購入した経験がありますが、壊れてからは室内で何年か使っていました。なんのために買ったのか意味が分からないですよね。


FOSTEX ポータブルヘッドホンアンプDAC HP-P1 ¥ 13,400 円 (20180223付)
■公式ページ

対応製品
iPod touch(第2世代、第3世代、第4世代)
iPod Classic(iPod第6世代)
iPod nano(第4世代、第5世代、第6世代)
iPhone4
iPhone3GS
iPhone3

音質に関してはかなりの数のユーザーが満足しているとの報告有り。

中音~高音を中心に音がキレイに感じる、又は解像度が上がる、現代のピュアオーディオに通じる音。ケーブルをオーグラインに変更すると中域、低域が太くなる報告あり。

iPodにまず「HP-P1」を繋いで音質をクリアでフラットな状態にしてから別のポータブルアンプにつないで好みの音のバランスに「味付け」してそこから好きなヘッドホンを通して聴く、一部の人たちの間では定番の使い方になってるようです。そこはある程度ならアプリのイコライザでできる部分だと思いますが、イコライザで持ち上げられる音にも限界があるため、それ以上の音質向上を目指してる人たちの行き着いた部分と言えます。

ファームウェアのバージョンアップをしていないと一部のiPod Classicにて不具合が発生するので、買ったらまずそこをチェックしましょう。

全般的に買った人が概ね「買って良かった」と感じている製品。

この辺りが「安心して買える、現在の最低ラインの製品」です。


Cozoy APPLE iOS専用 Lightning接続 DACアンプ TAKT 【国内正規品】 ¥ 13,530 円 (20180223付)
■公式ページ

対応製品
iPhone : iPhone 5/5S/5C/6/6S/SE/7 (Plusモデル含む)
iPad : iPad 4th gen./mini/mini2,3,4/Air/Air2/Pro
iPod touch : 4th gen./5th gen./6th gen.

一緒に使うヘッドホンの味付けにだいぶ相性が出る、との報告あり。報告を見る限りではドンシャリ系のヘッドホンには効果が現れない製品。また、COZOYのアプリでないとその音質を発揮しない、とのこと。値段的にも性能的にも非常に中途半端な結果になりそうな機種。


ティアック DAC搭載ポータブルヘッドホンアンプ HA-P50SE-B ¥ 15,980 円 (20180223付)
■公式ページ

一時期iPhone7が認識されなかったようだが、現在は修正済み。また、『TEAC HR Audio Player』のバージョンが古いままだと、ライブラリを認識しない現象があるが、これもバージョンアップで解消される。音質に関しては同価格帯のものよりも、音場、解像度が高く感じるという意見がありました。

また、シャープで音の広がりと解像度の高さが良くなる、臨場感が出る、クールで力強い音だが繊細、高音は伸びが良くて低音は厚みが出た、などの報告有り。

ここで出てくる 「シャープ」 や 「クール」 といったキーワードが出てきますが、デジタル接続というのもありますし冷たい音に傾倒してることが分かります。「ウォーム感=暖かみ」 とは対極にある音質ですが、冷たい音と呼ばれる理由としては、

解像度が高いとクリアになる→透明感がある
解像度が高い→繊細な表現になる
解像度が高い→引き締まった音になる (シャープな印象になる) (キレのある音)

上記の点が挙げられます。

そして良く言えば金属的である、金属的ということはサックスなどの楽器特有の金属的な表現も良い、それは特定のジャズに合うということです。例えば、自分はイタリアのサックス奏者 Enrico Rava の曲をデジタル接続で聴くのがとても気に入ってます。アナログ接続よりもデジタルで聴くほうが金属的な響きに迫力があります。これはこのアンプにだけ当てはまる特徴ではないですが、デジタル接続の音そのものが全体的に抱える特徴です。

冷たいということは無機質な音楽にも合う、それはテクノ・クラブミュージック・エレクトロニカにも向いている、ということになります。エレクトロニカは元々、人の手で行われる演奏みたいな情緒や有機的な響きは無く、プログラムが鳴らす規則的な音です。音の持つ質感も無機質な物が多いため相性が良いのだと思います。

下に紹介している 「ONKYO DAC-HA200」 の次に買い易い価格・性能のポータブル・アンプです。


ONKYO DAC-HA200 ポータブルヘッドホンアンプ ハイレゾ対応 ブラック DAC-HA200(B) 【国内正規品】¥ 15,998 円 (20180223付)
■公式ページ

動作確認済みiPod
※Apple社純正USB変換ケーブルを使用時
iPod nano(第7世代)
iPod touch(第5/6世代)
iPhone(4S/5/5c/5s/6/6+/6s/6s+)
iPad(2012年3月発売分/2/Retina/Air/Air2/mini/mini2/mini3/mini4)

動作確認済み OS
iOS7/iOS8/iOS9

ノイズが減り明瞭感が増す、低域が豊かになる、全体的な解像度の底上げでパワーアップする、音が立体的になる、響きが美しい、気に入った人はイコライザをいじらなくてもこれだけで満足できる音質に感じる、等々Amazonでレビューの件数が100件を超えているほど好評。

これはAmazonで取り扱われているポータブル・アンプのレビューとしては2018年の時点で最大のレビュー数です。

同じヘッドホンでもより詳細な音を聴き取れる、ある程度の値段のヘッドホンを持っている人にはおすすめ。

音質に関してはかなりの数のユーザーが満足。仕様に関してはAndroidよりiOS向けに作られているので、Androidユーザで若干不満が出てる模様。ネットのログでは、WALKMAN F880、ZX1、ZX2、A10は対応、Z1000シリーズとA17は非対応。

ONKYOが開発したスマホ用アプリ 「HF Player」 を併用し、イコライザ設定を上手く使いこなせば相当自分の好みの音で再生できる製品です。基本的にドンシャリ傾向のようですが、イコライザで低域を絞ることも可能なので高音好きな人でも満足できるでしょう。

「最も多くの人に好まれやすい安心できる音質、最も買いやすい価格帯」です。


OPPO Digital OPP-HA2 ハイレゾ音源フル対応,DAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプ ¥ 19,800 円 (20180223付)
■公式ページ

対応製品
iPhone 6
iPhone 6 Plus
iPhone 5S
iPhone 5C
iPhone 5
iPhone 4S
iPad (第4世代)
iPad mini
Pod touch (第5世代)

中国のメーカーにしては珍しく、Amazonで30件弱のレビューがついています。音質に関してはかなりの高評価で全体がまとまっている印象ですが、品質では「かなり早い段階で壊れる」という報告が複数見られました。「外で歩きながら音楽を聴く」という使い方には、やはり日本製品の家電並みの耐久度がないとだめ、というところでしょうか。

一人例外的なレビューとして、室内で使うようになって大変満足とおっしゃってる方がいますが、自分のポータブルアンプのときと同じような使い方。やはりポータブルに関しては中華製品はギャンブル、壊れる前に室内使用に切り替えるのが安牌ですね。


Logitec ハイレゾ変換アダプター Lightningコネクタ対応 MFI取得 ヘッドホンアンプ DAC(192kHz/24bit)搭載 ゴールド LHP-A192HRGD ¥ 20,385 円 (20180223付)
■公式ページ

対応製品
iPhone 6 Plus、iPhone 6、
iPhone 5s、iPhone 5c、iPhone5、
iPad Air 2、iPad Air、iPad mini 3、iPad mini 、
iPod touch(第5世代)

Logitecは日本のメーカー。Amazonで50件のレビューがついているので、ポータブル・アンプとしてはかなりの好評といえます。

ゴールド(本体のみのモデル)だと新品価格2万前後ですが、さっき気づいたんですがシルバー(ハイレゾイヤホン付属モデル)を選択すると9000円台です。購入を考える人は早めに。

立体的な音像、スケール感を感じる音になる、低域が豊かになる、などの報告有り。

このポータブル・アンプに付属しているイヤホンがそれなりの音質で聴けるものみたいで、iPodやiPhoneについてる付属イヤホンしか持っていない人にも、いきなりデジタル接続の音質を体感できる入門機として最適といえます。

デメリットはバスパワー駆動という部分です。バッテリーの減りが気になる人は、追加で充電バッテリーを持ち歩くことになります。短時間の移動時間に利用する人は気にしなくても良さそうです。

音量を調整するのが難しいと報告している人が何人か見受けられたので、製品としてはボリュームを上げ過ぎと言えます。しかしiPhone、iPodに入れる前にGainを調整して入れてないのでは、どのアンプを使おうが結局アルバムが変わるごとに音量で悩むことになります。

Gain (ゲイン) とは音圧、入力時の音量のことです。ちなみにボリュームの音量は出力の音量なのでGainとは別です。Gainによって出力時の音量がある程度決まってきますが、音源ごとに違う数値のゲインで録音されているため、アルバムを複数聴くと次のアルバムで同じ音量でもやたら音が大きくなったりする、という現象がよく起こります。

1980年代とそれ以前 70db~80db程度
1990年代 80db~90db程度
2000年代 90db~110db程度

大体こんな感じに設定されています。古いアルバムと新しいアルバムを同じプレイリストに入れるとゲイン70の曲の後にゲイン100を超えた曲が再生されると1.5倍くらいの音量で再生されます。様々な時代のアルバムをひとつのプレイリストで快適に聴くためには、まずゲインを統一する必要があります。

一番分かりやすい例を挙げるとすると、キングクリムゾンの初期の曲を通常音量で聴いた後に、レディオヘッドの曲を同じ音量で聴くと「音量デケェ!」となります。

iPodやiTunesで再生すると自動でGainを調整してくれる機能があります。こういったソフトに装備されている機能で統一するか、「mp3Gain」などのソフトである程度調整してからiPodやiPhoneに入れると「音量のギャップ」はかなり減ります。

自分の経験では、ありとあらゆる年代の人が音割れしないで聴くために最適な数値は91~94.5dbが一番聴きやすい設定値でした。時々ある60db代の古い曲だけ、89-91dbに設定しておけばだいぶ音量の差を感じずに聴くことができます。参考までに。

レビューの数が多いと目立ってくるのが個人の環境の問題で使えないと言ってる人、家電と間違えてるのかな、すぐ壊れるという人。ポータブルなので家電並みの耐久力が必要な製品には違いないが、精密品であることを忘れて使ってる人が多すぎる気がします。あと「こういう理由で使えない」と言ってる人のほとんどが、おそらく使い方の問題じゃないの・・・という人が多い。せっかく購入したんだからありとあらゆる使い方を模索して使い倒したほうが絶対良いと思います。


Radius iOS専用 ヘッドホンアンプ AL-LCH91W ハイレゾ音源対応 ¥ 22,800 円 (20180223付)
■公式ページ

対応製品
iPhone 7 Plus
iPhone 7
iPhone SE
iPhone 6s
iPhone 6s Plus
iPhone 6
iPhone 6 Plus
iPhone 5s
iPhone 5c
iPhone 5
iPad Air 2
iPad mini 3
iPad Air
iPad mini 2
iPad (4th generation)
iPad mini
iPod touch (第6世代)
iPod touch (第5世代)

日本のメーカーにしてはとにかく評判が悪い、そしてデザインが致命的にかっこ悪い。この手のデザインがとにかく好き、という人以外には一切おすすめできない。曲と曲のつなぎ目で耳に痛いノイズが走る。そしてiOS9以降に対応していないので、今後の新製品では使えない。メーカーとして対応はしていない、廃盤商品とのこと。


ソニー SONY ポータブルヘッドホンアンプ ハイレゾ対応 USBオーディオ対応 PHA-1A ¥ 27,590 円 (20180223付)
■公式ページ

対応製品 (2014年12月付け)
iPhone 6 Plus
iPhone 6
iPhone 5s
iPhone 5c
iPhone 5
iPhone 4s
iPhone 4
iPhone 3GS
iPhone 3G
iPhone
iPad Air 2
iPad mini 3
iPad Air
iPad mini 2
iPad mini
iPad(第3、4世代)
iPad 2
iPad
iPod touch(第1、2、3、4、5世代)
iPod classic 120GB / 160GB (2009)
iPod nano(第2、3、4、5、6、7世代)

ほとんどのiPodに対応している、さすがソニー。

接続すると音質が一段階上に上がる、音に深みが出る、音のキレが良くなる。オーケストラの各パートの音がクリアになる、明るめの音で分離感が上がって高音が聴こえやすくなった、非ドンシャリ傾向、ロックやメタルの音がバランス良く聴こえる、などの報告あり。

「PHA-1A」 ¥ 30,631 円 →サイズが小さい、音質は1段階上がる。
「PHA-2A」 ¥ 53,993 円 →サイズが少し大きい、音質は1段階よりもう少し上がる。

グレードアップすることで簡単に音質を少し上げることはできますが、その2万円があるならヘッドホンに投資した方が良いです。もしくは普段と違うテイストのヘッドホンに手を出して別の楽しみを見つけるのもあり。

レビュー全37件中、音質はほとんどの人が満足しているようです。ズボンのポケットに入れていてすぐ壊しそうな人、ケーブルのコネクタ部分が損傷する人などがいますが、カバンの中に入れて使うか、振動の伝わりにくい場所に入れるとか、気を使って使いましょう。ソニーは日本製品ですが、かなり繊細な部類に入るメーカーです。

「価格に見合った音質、ブランド・イメージで安心できる製品」です。



Venture Craft ポータブルヘッドフォンアンプ SounDroid Typhoon ハイレゾタイプ SDT-A10 ¥ 27,800 円 (20180223付)
■公式ページ

対応製品
iPod Classic 160GB (2009)
iPod nano(第6世代 第7世代)
iPod touch(第4世代 第5世代)
iPhone 5/4S/4/3GS

日本のオーディオ・メーカー。

透き通った透明感、気持ち良い高音、繊細な音作りといった絶賛の報告あり。

アップサンプリング機能付きのポータブルアンプ。簡単に説明すると、「音源にない周波数を自動的に肉付けして、より豊かな音質にする」機能で、イコライザは増幅する機能なので、別の理屈で作られた音質向上の規格です。

これはかなり賛否両論の状態になっており、懐疑的な人もかなりいます。「元々存在しない音を勝手に足して本当に音が良くなるのか?」ということなんですが、自分は肯定派です。

元々「CDやレコード=音を録音する」という行為が「限られた音だけを保存している」状態です。もし音を科学的に構造を解析できたなら、最低限のソースから本来の音に復元することもできるはず。現在の科学では音の情報量がどこまであるのか分かっていない状態ですが、そこの入り口に当たるのが「アップサンプリング機能」です。

麻酔がなぜ身体に作用するのか科学的に解明されていない、飛行機がなぜ飛ぶのか科学的に解明されていないのと同様に、現代で成立している技術はたくさんあります。音楽的に「アップサンプリング機能」もそのひとつとして、これから成立してほしいものです。

しかし始まったばかりの規格なので、あまり人には強くおすすめはできない機能のついた製品ですね。どちらかといえば同じ価格帯の上に書いたソニー製品の「PHA-1A」のほうが良いと思います。

新しい試みを自分も体験してみたい、という方にのみお勧めします。


ラトックシステム DSD対応 DAC内蔵フルバランス ポータブルヘッドホンアンプ REX-KEB03 ¥ 30,000 円 (20180223付)
■公式ページ

対応製品
iPhone 5
iPhone 5s
iPhone 5c
iPhone 6
iPhone 6 Plus
iPhone 6s
iPhone 6s Plus
iPhone SE
iPhone 7
iPad (4th)
iPad Air
iPad Air2
iPad mini 3
iPad mini 2
iPad mini
iPod touch Gen.6
iPod touch (5th)
SONY WALKMAN
SONY Xperia Z3 Tablet

ポータブルと呼ぶにはサイズが大きい、幅 69.2mm x 高さ 23.4mm x 奥行 126 mm。

フルバランス接続により、他のポータブルアンプでは得られない音質が獲得できます。

( ※バランス接続対応の、バランス駆動型ヘッドホンが必要 )

バランス接続とは・・・と簡単に説明できることではないので、詳しい説明を知りたい方は検索してみてください。

ここで言える簡単な説明としては、「よりノイズを少なく、より理想的な信号伝達に近づける事によって、SN感を向上してよりピュアなサウンドに近づける」ということ。SN比が上がればよりノイズの少ないクリアな音質となり、音が明確になるので決め細やかで繊細な音が聴こえるようになる。音の篭もりが解消されるということは、音の密度も増すということです。

これも上に書いた「アップサンプリング機能」のような、普通の製品には搭載されていない少しマニアックな規格です。この音質を聴き取る耳をお持ちでない方には理解できない機能ですし、ソースと機材の組み合わせによってだいぶ結果も違うようです。

書いてて気づいたんですが、

「SN比が上がる → ノイズの少ないクリアな音質 → 音が明確になる。」
「音の篭もりが解消される → 音の密度も増す。」

これってデジタル接続自体が持つ特性と、聴いた時の印象がほぼ同じですね。ということは、通常製品よりもデジタル接続の音質は相乗効果でかなり高い、と見受けられる製品です。構造としては、

「再生機からデジタルでクリアになった音がアンプに行き、アンプからヘッドホンへバランス接続でクリアに出力する」

というような状況になります。耳の良い人、この理論に懐疑的でなく素直に受け入れられる人にはかなり良い商品ではないでしょうか。

ある程度の耳があって、上手い選曲とそれに合わせたヘッドホンの選択ができる人には劇的な音質の向上が見られるかもしれない製品です。

ちなみにバランス接続対応のヘッドホンはどうも高額な商品が多いです。普通に10万以上するのがゴロゴロあります。リケーブルするとバランス接続できるようになるヘッドホンもあるみたいで、そちらは2~3万のヘッドホンに1万のケーブルとかそんな価格帯でした。気になる人は検索してみてください。

あとバランス接続ではない普通の高級ヘッドホンや高級イヤホンなどの、元々が解像度が高い、分離感のあるヘッドホンではあまり変化を感じられない可能性もあります。高いヘッドホンをお持ちの方は実際に視聴してから購入した方が良いと思います。

ライトユーザーには取扱いが難しいので、玄人向けです。

ちなみに、価格.comのレビューではこのポータブル・アンプを使いこなす人には「いかなる高級ポタアンでもこのレベルには到達できないだろう」と言わしめるほどの効果があるらしいですが、真偽は自分で体験してみないと分からないです。


TEAC ティアック HA-P5 DAC搭載ポータブルヘッドホンアンプ ¥ 36,059 円 (20180223付)
■公式ページ

対応OS
Android 7.0 Nougat, Android 6.0 Marshmallow
iOS 6, 7, 8, 9, 10, 11

iOS6から対応~、ということはiPhone4Sから、iPod touchは第4世代から最新機種まで対応になります。

高音が澄み切った硬質でキレイな音、低音が引き締まる、S/Nが高くダイナミックなサウンドで透明感がある、クラシックでは楽器の音色がリアルで表情も豊か、などの報告有り。

iOSデバイスへの直接接続、PCのUSB接続、同軸/光デジタル入力など入出力も豊富。ヘッドホン出力の3.5mm 4極ミニ端子がバランス接続対応。

バランス接続ということは、この性能を生かすにはそれなりのヘッドホンが必要になってきます。10万円のバランス接続対応ヘッドホンと3万円台のポータブル・アンプ、そこにiPod touchの3万入れたら合計16万です。果たして通勤中にそこまでしてお金をかける価値があるのか・・・と思いますが、そこは人それぞれ。お金さえ出せば簡単に手に入る音質といえば、かなりお手軽です。「とりあえず買って普通のヘッドホンで楽しんで、いつか高級ヘッドホンを買いたい」という人には現実的におすすめ・・・かなぁ。バランス接続対応のカスタム・イヤーとかだったら超クールですが、非現実的な買い物ですよね。でもそんな組み合わせだと憧れますね。


JVC SU-AX7 ポータブルヘッドホンアンプ ハイレゾ音源対応 ¥ 37,238 円 (20180223付)
■公式ページ

対応機種
iPod classic
iPod nano 第 3 4 5 6 7 世代
iPod touch 第 2 3 4 5 世代

iPhone6 Plus
iPhone6
iPhone5S
iPhone5C
iPhone5
iPhone4S
iPhone4
iPhone3GS
iPhone3G

iPad
iPad 2
iPad 第3世代
iPad 第4世代
iPad Air
iPad mini
iPad mini with Retina display

■スマートフォン対応表 (公式ページ)

■特徴
JVC独自の高音質化技術「K2 テクノロジー」搭載

■レビューにあったポジティブな報告
生音の感覚に最も近い。
音が滑らかで、聞き疲れしない。
音が伸びよく滑らかに聴こえる、聴いてて楽しい。
低音もぼやけず引き締まって迫力がある。
それなりに倍音が味わえる。
高音の域の倍音の響きが心地良い。
ナチュラルな聴きやすい音。
聴き心地が良いのでついボリュームを上げすぎになりそう。
聴き疲れせず心地良いので何時間でも聴いていたくなる。
全体のバランスの良いとても素直な綺麗な音。
YouTubeの音楽でもCD音質のように聴ける。
聞き慣れたはずのいつもの音楽が、全く違った表情であなたの前に姿を現します。
ハイレゾ音源を「K2 テクノロジー」で聴くと音にきらめきを感じる。

■相性が良かったと報告されてるヘッドホン
Bose QuietComfortシリーズ
JVC HP-DX1000 ヘッドホン \ 25万円
DENON AH-D600 ヘッドホン \ 4万円
SONY カナル型イヤホン ハイレゾ音源対応 XBA-H3 ¥ 27,880 円
SONY MDR-1ADAC/B ハイレゾ音源対応 USB DAC機能搭載 ヘッドホン ¥ 27,604 円 で聴くとさらにクリアな音質になる。

■デメリットとして上がってる報告
GAINスイッチはONにしてると音がきつく感じるのでOFFのほうが良い。
サイズが少し大きいので男性のYシャツ胸ポケットでの運用は不可能。
SU-AX7はLightning直結だとHF-Playerでのアップサンプリングやハイレゾは出力できない仕様。

iOS端末との相性が良い、環境によってはホワイトノイズ、もしくはギャングエラー発生がする。「K2 テクノロジー」をONにするとバッテリーの消費が激しい。あと充電時間も長い(パソコンのUSBで約7時間・USB変換ACアダプター約5時間)。

■iPhone6 128GB でバッテリー消耗が激しくなるのを回避する方法
① USB-Lightningカメラアダプタ→iPhone6→AX7→ヘッドホン
「デバイスを使用できません・・・デバイスは消費電力が大きすぎます。」

1は通常の考え方でバッテリーを補充する形ですが、音が鳴らなくなるみたいです。

② iPhone6→BUFFALO製バスパワーUSBハブ (BSH4U06) →AX7→ヘッドホン
「接続失敗」のエラーメッセージ→ ボリュームを右端まで上げて再生→ハイレゾ再生成功

2の方法でエラーは出るものの、再生可能になるようです。

他にもモバイルバッテリーとセルフパワーハブの組み合わせでiPhone側の電気を消費しないようにする方法を紹介してる方がいるようです。気になる方は検索してみてください。

さて、「K2 テクノロジー」 機能ですが、アップサンプリング機能のことですね。しかし独自開発している上に早くは1987年に公開されていた規格です。長い間培われた技術なので、最近出来たばかりの新興企業より確実に安心できるレベルまで磨かれた技術だと言えます。この機能でmp3やYoutubeの視聴がはかどる、という人も多数いました。320kと無圧縮音源の区別がつかなかったという人も多数いましたが、ここはあまり問題にしなくて良いと思います。

自分がどう感じるか、と技術的な音質の違いを聞き分けられるか、は別の問題です。
より良い音質を用意するか、違いが分からないから音質を落としてもよいか、これを選択するのは個人の自由です。
ある程度の改善が見られればコスト優先するのも良し、今は分からなくとも音源も音質改善の材料なのでより良い物を揃えておくのも良し。

自分の場合、ブラインドテストはさすがにしていませんが、曲によってはFLAC Losslessの方が心地良いと感じることがあるのでなるべくFLAC Losslessにしています。しかし自分の中で「今一番聴きたい音楽」に該当しない「サブジャンルで楽しみたい音楽」は320kにしています。色んな楽しみ方があって良いと思います。

Amazonのレビューが51件、この記事を書いてる現時点では [ Logitec LHP-A192HRGD ] と並ぶ2番目にレビューの多いポータブル・アンプ。仕様をよく理解した上で購入するなら値段以上の満足感が得られそうな製品です。

狭い部屋ですっきりコンパクトにオーディオを置きたい方にもおすすめです。


RHA Dacamp L1 DAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプ バランス出力/デュアルDACチップ搭載/ハイレゾ音源対応 271457【国内正規品】 ¥ 44,059 円 (20180223付)
■公式ページ

対応製品
Android/Windows/Mac/iOS対応
iPod Classic 6.5世代 (iOS バージョン不明) (amazon.co.jp レビュー内で確認)
外国サイトで[Made for iPod iPhone iPad] 表記を見つけたが、対応表までは存在しないようです。■ソース
iPod classic 160GB [MC293LL] (iOS 2.0.4) 外国人の動作確認あり ■ソース

■特徴
フルバランス接続対応
デュアルDAC
ベース、トレブル、ゲインコントロール
インピーダンスが150Ω

■相性が良かったと報告されてるヘッドホン
SHURE 高遮音性 カナル型イヤホン SE846 SE846CL-A \ 10万円
SHURE 高遮音性 カナル型イヤホン SE42 SE425-V-J ¥ 27,979 円
Ultimate Ears 高遮断音性イヤホン UE900s ¥ 29,800 円
RHA MA750 カナル型/ハイレゾ対応ハイエンドイヤホン ¥ 13,508 円
RHA CL1 Ceramic ハイレゾ対応ハイエンドイヤホン ¥ 37,412 円
ONKYO E900M 密閉型/ハイレゾ対応イヤホン E900MB ¥ 27,993 円

英国のオーディオ・メーカー。バランス接続対応、ポータブル・アンプ側でベース(低音域)、トレブル(高音域)をいじれるのがポイント。

ベースを増やして低音強めのドンシャリ傾向にもできるし、トレブルを増やして高音傾向にもできるというのは便利です、コストがかかっているだけのことはある。4000mAhのリチウムイオンバッテリーが内蔵されているので、ほぼ1日駆動しそうな大容量。

インピーダンスの高いヘッドホンでも充分に鳴らせる設計、ハイエンド機のヘッドホン向け。

デュアルDAC搭載でそれぞれをLRに割り当ててるようですが、これによってさらにノイズが減り、解像度が上がるようです。バランス接続のみが受ける恩恵なのかなと思って調べてみると、

デュアルDAC→ヘッドホンアンプ→アナログ端子→ヘッドホン

ということなので、普通のヘッドホンでもそれなりに恩恵はありそうです。
ただ、製品の構造によってはバランス接続時のみデュアルDACが機能する仕様、という製品も実際に存在するみたいなので、この製品もメーカーに問い合わせないと分かりません。

ハイエンド機って価格が高いので他の機材も最新機種なら何の問題もなく使えるんでしょうけど、iOSの対応が曖昧に表記してあったり、ハイエンド機にしか搭載されていない規格の説明が少なかったりと、難しいです。現在価格は4万5000円程度ですが、発売当時の価格としては6万円前後。日本のメーカーではないので細かい配慮にまで行き渡っていませんが、購入してから3年保証などがついてたりします。

きちんと自分の機材と組み合わせられるか、どこまで使いこなせるかを確認、そして視聴してからの購入をおすすめします。


ソニー SONY ポータブルヘッドホンアンプ ハイレゾ対応 USBオーディオ/バランス出力対応 PHA-2A ¥ 53,660 円 (20180223付)
■公式ページ

対応製品 ■ソース
iPhone 6s Plus
iPhone 6s
iPhone 6 Plus
iPhone 6
iPhone 5s
iPhone 5c
iPhone 5
iPad Pro
iPad Air
iPad Air 2
iPad mini 2 3 4
iPad mini
iPad(第4世代)
iPod touch(第 5 6 世代)

■特徴
フルバランス接続対応
高品質DAC(ES9018K2M)、高品質ヘッドホンアンプ(TPA6120)搭載
ゲイン切り替えスイッチ (3段階切替が可能)

■レビューにあったポジティブな報告
広がりのある音。
明るく繊細な音質。
繊細で煌びやか。
クールで元気な音調が持ち味。
単純に音楽を聴いていて楽しい。
余分な音を増幅して作り出すよりも、素直な音を出している。
解像度、チャンネルセパレーション (分離感) が向上している。
上品な味付けでバランスが良く不快な音が一切ない。
豊穣でダイナミックであり繊細さも併せ持つ。
音の広がり、楽器の鳴り方や存在感が浮き彫りになる。
全域で厚み、重厚さ、解像感の高さがある。
高音が綺麗なヘッドホン・イヤホンと組み合わせることで両者の実力を発揮させる。
MDR-1A とバランス接続するとSN比と解像感はさらに高まる。

■レビューにあったネガティブな報告
ただ入力されたデジタル音源をパワーアップするだけのアンプ。
大きくて重い。
万人に投資に見合う効果があるかといば正直微妙。

■相性が良かったと報告されてるヘッドホン
audio-technica オープン型ヘッドホン ATH-AD900X ¥ 18,888 円
audio-technica イヤホン ATH-CKR90 (¥ 16,019 円)
JVC HA-FW02 カナル型イヤホン リケーブル/ハイレゾ音源対応 ¥ 23,864 円
JVC HA-FX850 カナル型イヤホン リケーブル/ハイレゾ音源対応 ¥ 23,000 円
SONY ヘッドホン MDR-1A ハイレゾ対応 バランス接続対応 ¥ 21,700 円
SONY ヘッドホン ハイレゾ対応 バランス接続対応 MDR-Z7 ¥ 48,903 円
SONY ハイレゾ対応 カナル型イヤホン バランス接続対応 XBA-300 ¥ 24,600 円
SONY ハイレゾ対応 カナル型イヤホン XBA-N3 ¥ 33,287 円
SONY ハイレゾ対応 カナル型イヤホン バランス接続対応 XBA-Z5 ¥ 53,941 円
SONY カナル型イヤホン ハイレゾ音源対応 バランス接続対応 XBA-A3 ¥ 44,790 円
※SONY製品はほぼ全てケーブル着脱式。

もはや完全に高級機と言っていい価格帯のポータブル・アンプ。こうやって色々調べて書いてると、バランス接続はもはや完全に定着しつつあり、いずれ全てのヘッドホンはデフォルトでバランス接続対応になってしまうのかなぁと感じさせます。まだまだ端子の規格が不統一であったり、色んな問題を孕んでるとは思いますがここ数年のハイエンド・モデルには大体ついてる機能のようですね。

音質向上に繋がる機能をざっくり並べてみると、

デジタル接続
アップサンプリング機能  K2 テクノロジー(JVC規格)  DSEE HX(SONY規格)
バランス接続
デュアルDAC

こうやってここに書いた規格を種別に並べただけでも結構混沌としています。全てを一つのパックに収めるのが当たり前、デバイスもデフォルトで対応してますって時代が来たら便利ですが、統合されるのはかなり先になりそうですね。

「PHA-2A」ではほとんどの機能がこれで揃います。バランス接続対応ヘッドホンが高いのがネックですね。この製品に対して否定的な感想を書いてる人のほとんどはもっと上のランクの製品と比べてる人が多いので、否定的な意見はスルーして良いと思います。世の中には常に上を目指し続ける人もたくさんいるというだけです。

これを買ったほとんどの人が満足するであろう製品です。


TEAC ポータブルヘッドホンアンプ DAC搭載 ハイレゾ音源対応 ブラック HA-P50-B
¥ 58,113 円 (20180223付) ブラックの価格(先月時点)
¥ 38,949 円 (20180317付) ブラックの価格 ※生産終了のため大幅な値下がり
¥ 21,400 円 (20180317付) レッドの価格 ※生産終了のため大幅な値下がり
最安値時は¥ 15,000 くらい、元々の価格帯は2万円台だった模様。
■公式ページ

対応OS
Android 7.0 Nougat , Android 6.0 Marshmallow
iOS 11 , iOS 10 , iOS 9 , iOS 8 , iOS 7 , iOS 6

iPhone, iPod touch, iPad - iOS対応表 (2018年2月付) より抽出
iPhone 4S ~ iPhone最新機種まで
iPad mini
iPad mini 2・3・4
iPad Pro
iPod touch 第 4, 5, 6世代
iPod nano (第6世代)

■レビューにあったポジティブな報告
専用アプリで再生すると音質がはっきり変わる
低音寄りの分かりやすい音にシフトする
ベースの音や低音がしっかり出てて良い
透明感が上がる
ボーカルや楽器の音が艶やかになる
クールで力強い音
音場が広くて繊細な音
音一つ一つの輪郭がはっきりと出るようになる
GAINをHIGHにすればインピーダンスの高いイヤホンやヘッドホンも余裕で駆動する(公式で600Ωまで対応)

iPod classic 160GBとのデジタル接続による音の出力を確認

■レビューにあったネガティブな報告
iPod touch4世代でTEAC HR Audioplayer for iOSを使うと、アップサンプリング機能が使えない。(TEACサポート確認済み)
ライトニングケーブル以外で接続すると音量が下がるのは仕様(TEACサポートによる回答)
バッテリー容量が小さい

■相性が良かったと報告されてるヘッドホン
audio-technica ヘッドホン ATH-M30 ¥ 7,106 円
audio-technica オープン型ヘッドホン ATH-AD500X ¥ 9,988 円
audio-technica EARSUIT ヘッドホン ATH-ESW11LTD ¥ 73,080 円
AKG N20 NC カナル型イヤホン ¥ 14,463 円
Bose QuietComfort 25 ヘッドホン ¥ 26,784 円
DENON インナーイヤーヘッドホン AH-C710 ¥ 13,000 円
Etymotic Research イヤホン ER-4S ¥ 32,600 円
final audio heaven VI イヤホン ¥ 26,892 円
SENNHEISER ヘッドホン HD 25 ¥ 16,571 円
SENNHEISER カナル型イヤホン IE8 ¥ 23,800 円
SONY カナル型イヤホン MDR-EX600 ¥ 51,333 円
SONY ヘッドホン MDR-CD900ST ¥ 16,020 円
SONY ヘッドホン MDR-XB700 ¥ 120,833 円

高級機かと思いきや、実売価格は2万円台だったみたいです。

しかし2万円台のポータブル・アンプにしてはアップサンプリング機能がついており、ハイエンドなヘッドホンにも対応するインピーダンス仕様。

ポジティブな報告に上がってるドンシャリ傾向にしては、ボーカルが良くなるので中音域もだいぶ増幅されてる模様。音場も広くなり、この価格帯のものとしてはかなり良いんじゃないでしょうか。

デメリットとしてはライトニングケーブル以外で音量があまりたくさんは取れない仕様、という点。生産終了ということもあって従来製品と繋げるのは安心ですが、最新機種の新しい規格が出てきても対応してくれない部分。しかしこの手の製品は使う期間としては5年も持たないので(精密品を持ち歩くので)、買い換えるということを考えたら2万円台でアップサンプリングがついてるのはかなりお得です。


JVC ポータブルヘッドホンアンプ ハイレゾ音源対応 SU-AX01 ¥ 79,539 円 (20180223付)
■公式ページ

対応製品 ■ソース
iPhone 7
iPhone 7 Plus
iPhone SE
iPhone 6s
iPhone 6s Plus
iPhone 6
iPhone 6 Plus
iPhone 5s
iPhone 5c
iPhone 5
iPad Pro (12.9-inch)
iPad Pro (9.7-inch)
iPad mini 4
iPad Air 2
iPad mini 3
iPad Air
iPad mini 2
iPad 第4世代
iPad mini
iPod touch 第 5, 6 世代

■特徴
バランス接続対応
K2 TECHNOLOGY (アップサンプリング)
ハイインテンシティモード (再生中にマイクロUSB端子に給電、音質が上がる仕組み)
(↑ Apple 12W USB電源アダプタのみ推奨)

新開発のハイスピード電流帰還ディスクリートアンプを搭載

■レビューにあったポジティブな報告
音質に関しては最高
密度や繊細さが一桁以上違う感じ
澄んだ美音
艶のある中高音
繊細な美しい音
分解能と定位の素晴らしさ
澄み渡るとうな見通しの良い音
高音に響きが加わり煌びやかに聞こえる
標準のミニプラグのみでもありえない解像度の音が聴こえてくる
音源に忠実なことだけが原音再生では無い事を改めて認識
ハイインシティモードで駆動させるとより輪郭のはっきりした音質になる
バランス接続のメリハリは色のコントラストが上がって音場の奥行きが増すが、ハイインテンシティモードはもっと音が立体になる

■レビューにあったネガティブな報告
インピーダンス16Ωのイヤホンで個体差はあるがホワイトノイズがひどい場合があるがバランス接続だとマシになる
フロントに接続が集中しすぎ
ポータブルという割にでかい&重い&発熱が結構ある
大きくて重くて傷つきやすそうなのでポータブル使用は不向き
サポートに問合せるとこの機種は据え置きで触ることは考えていないとの回答。え、ポータブルアンプでは?
( ※補足 寸法 [ 幅 × 高さ × 奥行 ] [ 8.4 cm × 2.85 cm × 15.35 cm ] )

■相性が良かったと報告されてるヘッドホン
audio-technica イヤホン ATH-CKS77 ¥ 15,800 円
audio-technica イヤホン ATH-CKR70 ¥ 9,000 円
audio-technica ヘッドホン ATH-M50x ¥ 16,324 円
audio-technica ヘッドホン ATH-WS1100 ¥ 18,820 円
audio-technica ヘッドホン ATH-R70X ¥ 36,180 円
DENON MUSIC MANIAC ヘッドホン AH-D7100 ¥ 203,329 円
Etymotic Research イヤホン ER-4S ¥ 32,600 円
JVC HA-FW02 カナル型イヤホン リケーブル/ハイレゾ音源対応 ¥ 23,864 円
JVC カナル型イヤホン ハイレゾ音源対応 HA-FX1100 ¥ 28,013 円
SENNHEISER ヘッドホン HD-598 ¥ 32,700 円
SHURE オープン型ヘッドホン SRH1840 ¥ 45,085 円
SONY ヘッドホン ハイレゾ対応 バランス接続対応 MDR-Z7 ¥ 48,903 円
SONY カナル型イヤホン MDR-EX1000 ¥ 38,034 円
SONY ハイレゾ対応 カナル型イヤホン バランス接続対応 XBA-Z5 ¥ 53,941 円

今回紹介しているポータブル・アンプの中では一番高級機となる、VICTORの製品です。

この値段になると、オール・イン・ワンでほとんど全ての音質アップに繋がる機能が入っています。

この製品では「ディスクリートアンプを搭載」を書かれてありますが、今の自分には完全に理解はできない規格でした。理解できた範囲としては、

「IC(量産された集積回路)で構築されてるアンプ」通常のアンプ
「ディスクリート(カスタマイズされた集積回路)で構築されてるアンプ」一部ののアンプ

ということみたいです。ディスクリートという技術自体はICが生まれる以前から存在する古いものらしいですが、音を出すという部分にカスタマイズされた回路のほうが優秀な場合がある、というところでしょう。

様々な技術者や職人のブログを覗いて色々調べてみましたが、ディスクリートの方が単純に勝ってるというわけではないそうです。現時点ではカスタマイズされた集積回路の方が良い音が出る場合があるだけで、ICのより良い効率的な構成は技術的に今後も伸びる可能性があるのでそちらが進めばもっと安価にもっと良い音が出るということも今後考えられる、とのことです。

自分が「分からない」と言ってる部分は、ディスクリートがどんな物か分かったとしてもこれが入ってるアンプが他のアンプと比べて具体的にどう違うのか、という点です。これが分かる・もしくは体験できていれば語れるのでしょうが、いまいち想像できませんでした。

多くの人が語ってることから分かった部分としては、「デュアルDACよりもディスクリートを持ち上げる人が多い」ということ。

単純にこれだけでワンランク確実に上の性能ということです。まぁそれだけでだいぶ期待は持てます。



一方、ハイインテンシティモードですが、「インテンシティ」の意味を調べてみると「緊迫、激しい」などの意味でした。言葉の意味のわりに劇的な音質の向上があるわけではなく、より立体的な音像になるだけということみたいなんですが、これの受け止め方も人それぞれ。「全く意味が分からない」という人もいれば「これ抜きではいられなくなる」という人もいます。

様々な人の意見を見ていると、イコライザ的な解釈で言えば増幅(盛り上がる)して音が立体的になるというよりは、減衰(減って奥行きを出す)して音が立体的になってるようなことを皆口を揃えて言ってるように感じました。

言葉の解釈を変えて「浮き彫りになる」という表現の人と、「彫りが深くなる」という人は半々な印象。

「浮き彫りになる」=音像が盛り上がるイメージ
「彫りが深くなる」=音像が引っ込んで深くなるイメージ

自分は「彫りが深くなる」イメージなんじゃないかと受け止めていますが、この辺の解釈の仕方も人それぞれなので、どうなんでしょうね。

実際にどうなってるかは技術者にしか分からないですが、皆さんの意見を見てると「これはたしかに分かりづらいわ」と思います。単純に低音とか増えたら分かりやすいですけど、自然な奥行きを出すために「増やしたわけじゃない処理」が施されているわけですから。

しかし認識できなくても、このモードを解除しただけで「音が平面的になって聴けない」と言う人は結構いたので、地味だけどこれはこれですごい事です。ある種理解できなくとも病みつきになってるわけですから。



あと気づいた部分として、5万円前後から高級機にかけてのポータブル・アンプを購入してる人はほとんどの人がリケーブルしてます。通常のケーブルが着脱式になってるヘッドホンで、そこに数万円の交換用ケーブルをつけて音質改善してる人がほとんどの模様。(これで端子がバランス接続になるので、音質改善と共にバランス接続というメリットも得られる)

[ SONY リケーブル ]というキーワードで検索すると1~2万円くらいのケーブルが何種類か出てきますが、マニアックな追求までしない人はこれを大体使ってるようです。お手軽な時代になりましたね~。

こうやって書き出してみると、他の高価格モデルより色々要素が盛り込んであるので、これは視聴してみないとますます分からない製品だなぁと思います。自分が思い入れの強い曲を無圧縮で、どこまでいつもと違う感覚が得られるのか、そしてそれは自分にとってどれくらい気持ち良いことなのか、それだけのお金を出す価値があるのか。きちんと視聴してから決めたほうがいい値段です。ポンと買うには高すぎるけど、視聴したら「買うしかねぇ!」と思わされそうな、きわめて中毒性の高い製品です。



----------簡単なまとめラインナップ----------
■入門機
FOSTEX ポータブルヘッドホンアンプDAC HP-P1 ¥ 13,400 円
中音~高音寄りで解像度が上がる (イコライザあった方が良い)

■おすすめ
ONKYO DAC-HA200 ポータブルヘッドホンアンプ DAC-HA200(B)¥ 15,998 円
ONKYOの味付けは万人受けするバランス、Amazonでは一番人気
ティアック DAC搭載ポータブルヘッドホンアンプ HA-P50SE-B ¥ 15,980 円
テクノ・エレクトロニカ・ジャズ向けの冷たい音
SONY ポータブルヘッドホンアンプ ハイレゾ対応 PHA-1A ¥ 27,590 円
SONYの安定したサウンド・クオリティとブランド・イメージ

■アップサンプリング機能
TEAC ポータブルヘッドホンアンプ HA-P50-B ¥ 21,400 円 (レッドの価格)
Venture Craft ポータブルアンプ SounDroid Typhoon SDT-A10 ¥ 27,800 円
JVC ポータブルヘッドホンアンプ SU-AX7 ¥ 37,238 円 (K2 Technology)

最後に簡単なラインナップのまとめを書いておきます。

入門機ならFostex、これ使うならイコライザで調整した方が絶対もっと気持ち良くなるよ。

おすすめ3機種、ONKYOはオールジャンル向け、TEACはテクノ向け、もうちょっと予算出せるならSONY。

アップサンプリング3機種、機能だけで安さ重視ならTEAC、もうちょいランク上げるならVenture Craft、アップサンプリングに定評さ(安心感)が欲しいならJVCのK2 Technology。
---------------------------------------------



しかし相変わらず値段高いよ! バランス接続対応前の価格でアップサンプリングだけついてりゃオーディオ初心者には充分なのでは、と思いました。バランス接続対応のヘッドホン買うだけでえらい値段になるよ。ちょっと良い音聴きたいだけの人には敷居高い。

今回のまとめとして自分でも意外だったのが、おすすめできるのは結局「日本製品」がほとんど、という点です。アンプは基本的に「精密品」ですが、ポータブルとなると「家電並の耐久性」が必要になってきます。

どんなに良い音であっても、数万円出して買ったものが1~2年で壊れるのは誰でもイヤなはず。少なくとも3~4年は使って元は取りたいですし、すぐ壊れても良いって人はいないでしょう。

長持ちしなくてもいいから、できるだけ良い音が聴きたいって人は一部のマニアだけです。自分も中華製DACで痛い思いをしたので、そこまでハイリスク・ハイリターンはイヤですね。長く安心して使えるというのが一番大事です。

そして自分だけかもしれませんが、「少し良い音」で聴いて、あとは「いつもと違う音、雰囲気」を味わうためにCDを買うことにお金を費やすタイプなので、自分はそこにお金を使っています。

「すごい音質」よりも「未知の世界、まだ聴いたことのない音楽」の方が自分には魅力的です。たくさんの文章を書いて再認識した部分です。次にこういう記事を書くかどうかは分かりませんが、書いて色々気づいたり、人に話したい部分も新たに出てきたりしたので書いて良かったなぁと思います。長い文章をここまで読んでくれた方に感謝。とりあえずこの記事はこの辺で〆たいと思います。

 

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iPhone, iPod touch, iPad - iOS対応表 (2018年2月付)

2018年23日   カテゴリ:オーディオ日記     0 comments
今下準備しているiPod デジタル出力向けポータブルアンプのための対応表です。

※2018年3月18日付で記事が完成しております。
iPod デジタル出力 ポータブルアンプ 2018年版

iOSのバージョンによって対応しているものとそうでないものがあるため、現時点での自分の端末が最新までアップデートしている場合、どのポータブルアンプまで対応しているかをすぐに見れるようにしたものです。

あくまでもざっくり作成しているため、古い機種を使っている方は自分でも正確に調べる必要があります。

iOS バージョン対応機種日付
iOS 11.0~iOS 11.2.6iPhone 5s
iPhone 6
iPhone 6 Plus
iPhone 6s
iPhone 6s Plus
iPhone SE
iPhone 7
iPhone 7 Plus
iPhone 8
iPhone 8 Plus
iPhone X
iPad Air
iPad Air 2
iPad mini 2・3・4
iPod touch 第6世代
2018年02月19日
iOS 10.2.1~iOS 10.3.3iPhone 5
iPhone 5c
iPad Pro 9.7インチ
iPad Pro 12.9インチ
iPad 第4世代 第5世代
2017年07月19日
iOS 9.1~iOS 9.2.1iPhone 4S
iPad 2・第3世代・第4世代
iPad mini 第1世代
iPod touch 第5世代
2016年01月19日
iOS 7.0.6~iOS 7.1.2iPhone 4
2014年07月01日
iOS 7.0.3iPad mini
2013年10月23日
iOS 6.1.6iPhone 3GS
iPod touch 第4世代
2014年02月21日
iOS 6.1.1iPhone 4S2013年02月12日
iOS 5.1iPad 第3世代2012年03月08日
iOS 5.0iPod touch 第4世代 (white)2011年10月12日
iOS 4.2.5iPhone 4 (CDMA model)2011年02月07日
iOS 4.1iPod touch 第4世代 (black)2010年09月08日
iOS 4.0iPhone 4 (GSM model)2010年06月21日
iOS 3.2iPad 第1世代2010年04月03日
iOS 3.1.1iPod touch 第2世代 (8GB MC model)
iPod touch 第3世代
2009年09月09日
iOS 2.1.1iPod touch 第2世代2008年09月12日
iOS 2.0iPhone 3G2008年07月11日

 

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Fostex AP20d & ONKYO-D152E & Fostex PM-SUBmini2 & BEHRINGER UCA222 [狭小部屋編②]

2018年21日   カテゴリ:Fostex AP20d     0 comments
Fostex AP20d & ONKYO-D152E & Fostex PM-SUBmini2



アンプのOnkyo A905FXと、スピーカーのOnkyo D-152Eからの買い足しで、スピーカーは残しての構成です。このアンプとスピーカーはどちらも6万くらいだったので、合計12万の機材から、買い足しで3万への移行となります。

Fostex AP20d & ONKYO-D152E & Fostex PM-SUBmini2 & BEHRINGER UCA222 の構成でとりあえず設置完了しました。

回路図は下記の図が正解でした。

Fostex AP20d & ONKYO-D152E & Fostex PM-SUBmini2 & BEHRINGER UCA222



各スイッチの設定

PM-SUBmini2、ウーハーのスイッチは上の図面にどういう位置につまみを回しているか、表記していますが、順に説明していきます。

Phaseは自分の環境では、逆にしたら自然な位相になりました。

クロスオーバー周波数の調整(60 〜150Hz)を行うFREQUENCYにおいては、11時の方向が自分には合っていました。

低音のVolumeは現在暫定的に12時の方向、つまり半分の状態で適度に出るようにしていますが、今後もっと絞る可能性もありそうです。



ONKYO-D152E & Fostex PM-SUBmini2


DIYサイトの通販で板をカットしてもらった状態で塗装してもらい購入、それをパソコンデスクの上に乗せてソファのギリギリ近くまで拡張してみたものの、思った以上に PM-SUBmini2 が大きくて、D-152Eの上に載せることになりました。テーブルをもう少し拡張する、ということは考えてはいたんですが思った以上に圧迫感が出そうだったので今回はこれで良しとします。モニター置いてる台、そろそろ木製か黒にしたいなぁ。。。



Fostex AP20d & BEHRINGER UCA222



スピーカー、ウーハー、そしてアンプにも今回は袋ナットを装備。アンプにはある程度の利便性を求めるので、100均で売ってる耐震ゴム(ジェル状のもの)を間に挟むことによって、袋ナットとアンプを張り付くようにしています。これなら無理なく剥がせるし、剥がした後にベタついたとしても、掃除も楽です。また、袋ナットの玉の部分を下に向けて設置しているので、移動の際にも「スーッ」とすべって動くため、かなり便利。固定したい人にはおすすめできない仕様です。アンプにも振動を予防することで、音質が下がるのを防ぐ意図もあります。

USBDACの「BEHRINGER UCA222」ですが、これはドライバー不要で格安で、可もなく不可もなくというレベルの商品ですが、自分的にはとても楽で、「ただ繋がりやすくて極端に品質が低くなければそれでいい」という条件の下に購入しましたが、正解でした。アンプについてて許せるDAC機能は性能が高いもの。今回は安い「とりあえずのアンプ」だし、アンプと別にUSBDACはあったほうが良いので、中々良い感じ。余計な機能がついてないのも良いところ。

※2018年1月28日追記
「BEHRINGER UCA222」にはヘッドホン端子もついてるので、AP20d単体では装備されてないのでこれを導入することで最低限の機能が揃うことになります。ヘッドホン用ボリュームつまみもついてるので、ここで音量も調節できます。ただし、ヘッドホンだけから音を出したいときはAP20d側のボリュームを一旦ゼロにして電源オフにしなければなりません。


■使用感■

デジタルアンプ+USBDAC、そしてアンプ自体はグレードダウンに近い状態なので、音のノリや熱のようなものが減り、少し痩せた印象。音が乾いたイメージもあります。しかしウーハーのおかげで分離感が上がり音場は広がりました。

色んなジャンルの音楽を大音量で聴き倒していて気づいたんですけど、アンプの「Onkyo A905FX」のイコライザいじって音を増幅した上で、foobar2000のイコライザいじって再生するのが当たり前になっていました。「イコライザの2乗」状態を「デフォルトの音」として認識していたため、今度はアンプにイコライザが無い、ウーハーには低音の設定がある、その上でfoobar2000のイコライザを設定し直さなければならない、という複雑な状況。。。

とりあえず色々試した結果、「いじり過ぎてない程度の設定」というコンセプトで、(上のほうにも書きましたが)フェイズはスイッチを逆に、クロスオーバー周波数は11時の方向、低音のボリュームは12時(MAXの半分出す感じ)で落ち着きました。

ここにfoobar2000を良い感じに増幅しなければならない。



foobar2000-2018イコライザー設定(途中段階)



foobar2000のイコライザはまだ途中段階ですが、上の画像のような状態でかなり前の音の環境と似た状態になりました。しかしもうちょっと元気な音にしたいし、音の立体感が全然足りていないので、まだまだいじることになりそうです。



■暫定的なセッティングが終わってからの感想■

以前と似た音になってから改めて今の環境を考えると、だいぶクリアで透明感のある音、音場のだいぶ広がった感じ、低音は以前より絞ってるのでかなりフラットな印象です。少しソースによっては音にざらつきを感じることがあります、しかしAP20dの方で音量を11時~12時くらいに上げると解消されます。

AP20dのボリュームの触感が気持ち良いと評判ですが、実際触ってみるとこれが相当気持ち良い!パソコン自体の音量は100%、MAXにしておいてアンプの方で音量を調整する感じですが、曲によって微妙に音量上げたり下げたりするときにちょっといじる時、妙に手触りが良いです。つまみを動かすときのスムーズな、変な滑らかさの感じ、これはかなり中毒性が高い。たとえ別のアンプに買い換えたとしても、またFostexのボリュームコントローラーだけ別途購入したくなるでしょうね。普通のつまみではもう満足できないだろうなぁと思います。

前はインシュレーターをガラス+金属で構成していましたが、今回は使いやすい袋ナットに変更しています。セッティングのときはずいぶん楽になったんですが、肝心の音のほうは少し好みから外れてるかもしれません。これも音が乾いた要因のひとつかもしれないんですが、その分音が硬く引き締まった感じもあります。

スピーカーケーブルは以前から使用しているBELDENのケーブルを継続して使用しています。RCAケーブルは今回は購入せず、デフォルトでついてるものをそのまま使用していますが、これも替えたほうが良いでしょうね。

今回の低予算で組み替えるコンセプトですが、ウーハーを足すことで低音を増やすのではなく、ウーハーに低音を振っておいてスピーカーの低音に使っていた帯域を中音・高音に当てるというものだったんですが、全体的な印象としては劇的に良くなるほどではありませんでした。アンプをグレードダウンする代わりに音質をそこで補填するつもりだったんですが、今のところ音質は前の80%くらいの印象。その代わり分離感、空間の広がりはアップしたのでそれを入れたら90%くらいかも。自分としては「試す価値はあった」と思っています。foobar2000側のイコライザ設定でだいぶ前の音に近づいてるので、ここをもっとがんばれば以前とほぼ同じ印象まで持っていけるかもしれません。



■音楽のジャンルごとの印象■

Oystein Sevag - Urban Nocturne [現代音楽] [Ambient] [Norway]


癒し系の音楽、アンビエント、ヒーリングミュージック、賛美歌などの中音~高音が多い曲はかなり広がった音場で愛称が良いです。



Takumi Uesaka - Light (Moon River) × VJ Coelacanth 『音楽隊のパレード』[Acoustic] [SingerSong]


アコースティックギターなどの弾き語りやバラードも空間の広がりのおかげで相性良いです。ものすごく響きます、キレイ。



------------ポップソングは自分が思いついた数曲が全て規制されていたため、割愛します------------

ポップソングは2割ほどノリが落ちてる感じはするけど、音量を上げればカバーできてる感がある。イコライザかウーハーの設定を変えればもうちょっと従来の印象を補完できそう。



I See Stars - Filth Friends Unite (Celldweller Remix) [Screamo] [Dubstep]


洋楽メタル、邦楽メタルコアは若干ギターの音のキレが悪くなったような印象。しかし少し乾いた感じの雰囲気が曲によってはかなり相性が良いときがあります。これもイコライザで解消できたらいいんですが、ギターの音をもうちょっと手前に置けたらマシになりそうですが、改善したとしても「マシ」になる程度ですかねぇ。とにかく音に何らかの不足感を感じたときは「ボリュームを上げる」と若干印象が良くなります。



doopiio - +2 [Electronica]


テクノ、エレクトロニカなどの打ち込み系の音はかなり相性が良いです。乾いた音、クリア感、音場と相まってかなり「キレイに再生されてる」印象。一部低音が出すぎてる感はあります。無機質な音楽とデジタル再生は相性が良い、ということでしょうか。



■イコライザを急遽、最終調整■

foobar2000-2018イコライザー設定(途中段階3)

ジャンルごとに聴き比べてると、「この曲はもっとこう聴こえるようにできないか?」とあれこれいじり出してしまい、以前の音にさらに近くなりました。ギターのもたつきは相変わらずだけど、ギターが前に出てきて少し明瞭さは増しました。ウーハーの低音ボリュームは12時から11時の1メモリ上げたところまで下げました。これでだいぶバランスが良くなり、曲全体の明瞭さというか、聴きやすさが増した気がします。しばらくはこのイコライザ設定で行けそうです。

この最終調整で以前の90%くらいの音質には持っていけてる感じがします。あとはアンプとウーハーにもおそらくエージングがあるだろうから、そこ次第って部分と、音の乾いた感じはこの構成の特性だろうから、ここはもう変わらんかもしれませんね。しかし以前なかった音の広がりはプラスされてるので、劣る部分もあるけど違う部分で伸びてるところもあるから自分の中で及第点はクリアしてます。

二転三転しながらの雑多なレビューになりましたが、これで一旦終わりとします。また何か変化があれば続編を書くかもしれませんが、書くほどの変化はないかもしれないですね~。


 

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2018 マイ・オーディオ構想 [狭小部屋編①]

2018年15日   カテゴリ:オーディオ日記     0 comments
「あれ?JBLのスピーカー生産修了!?」

自分が目をつけていた 「JBL スピーカー STUDIO 530CH」 が取扱い終了になっていることに気づいて、いつか買いたい 「個人で聴くオーディオ最終暫定リスト」 を更新しようと色々見ていたんですが、現段階で買えないことないけど、実際に置くとなると場所が問題になるなぁ・・・と思っていました。

そこで現実的に考えて、今の経済状況でちょっと環境を更新するならどんな物があるのかを調べていたら、それがだんだん現実味を帯び始めて、へそくりで実際に購入する気分になってきて、気がついたらポチッと押してました。

現在の自分の環境としては、

・USBDACが死にかけている(信号が通らないことがある)
・アンプが死にかけている(スピーカーの片方が鳴らないことが増えてきている)

という問題があって、アンプは調べたところ、コンデンサが死にかけていることが判明。
USBDACは中華製で寿命が来ていると感じていました。

USBDACはFoobar2000のWASAPIを解除してアナログ接続でやり過ごしていましたが、
アンプはもういつスピーカーが両方とも鳴らなくなってもおかしくない状況だったので、今回の購入を踏み切りました。

そしてAmazonで「2018 オーディオ構想」というリストを作成してそこで吟味していました。

今回の予算としては3万以内で収めるつもりで購入しています。


FOSTEX フォステクス パーソナル・アンプ ハイレゾ対応 AP20d ¥13,284 円


FOSTEX アクティブ・サブウーハー PM-SUBmini2 ¥12,435 円


BEHRINGER UCA222 ¥3,542 円



合計 ¥29,261 円



ここにインシュレーター(購入済み)、オーディオケーブル(後で購入予定)、そしてテーブルが45cm×90cmと狭いため、テーブルの上に塗装済みの板を載せるので45cm×104cmの板購入で6000円くらい。



総合計 ¥37,000 円くらいになりそうな感じです。



板が届くのに時間かかりそうなのでセッティングが完了するのは1週間後とかになりそうです。



2018 マイ・オーディオ構想 [狭小部屋編]

おそらくこんな感じに接続するのかな。

あ~もう寝ないといけない時間になってしまった。。。
また報告したいと思います。

おやすみなさい 。゚(゚´Д`゚)゚。



Fez - Nature [OST] [Los Angeles] [Ambient]



 

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Sennheiser CX400II レビュー

2012年17日   カテゴリ:Sennheiser CX400II     0 comments
Sennheiser cx400II (Fake) front

スペック
装着方式オーバーヘッド
構造密閉型
再生周波数帯域16Hz~22000Hz
インピーダンス70 Ω
音圧感度120 db
プラグ形状L型 ステレオミニ
コード長1.5 m
重量140 g
評価
デザイン★★★
高音の音質★★★
低音の音質★★★
音の定位(立体感)★★★
分解能(分離感)★★
フィット感★★
外音遮断性★★★
音漏れ防止★★★★
携帯性★★★★★
総合評価★★


まず最初にあれだけ長い文章で分析したにもかかわらず、これは偽物だったということを明記しておきます。理由の主なものとしては、「エージングを120時間くらい超えたところでかえって音が悪くなってきた」のか、それとも「音が悪いし改善されないのにいいかげん気づいてしまった」のかの、どちらかということ。これだけエージングしても音質が改善どころかかえって悪く感じられた製品がゼンハイザーのわけがないです。あともうひとつ、iPod直挿し→ポータブルアンプ接続→パソコンからUSBDAC接続の順に接続して音質を確かめると、いつもなら音質が上がって聴けたんですが、このイヤホンではそれが「シャリつき」によって全て台無しになっていました。「本物」なら劇的とまでいかなくても音質が上がって感じられたと思うので、偽物判定ということで。かなり残念(゚-゚;)

CX300IIと交互に聴くとさらに分かりやすいです。CX300IIのほうが低音の立体感がはっきりしていて、メリハリがあります。「偽物」の音質の特徴として一番大きかったのは、とにかく「シャリつき」のようなものがあって致命的にひどい。2chのログでも「本物と比べると一枚薄紙が挟まっているような感じ」と書かれてありましたが、自分は「テレビの砂嵐のようなノイズ」があるように感じました。クリアじゃないし、ノイズと一緒に音が再生されている感じ。音質が良いファイルを再生しても128kか64kのmp3で聴いてる感じになっちゃってます。もしくは安っぽいAMラジオ。

というわけで、前の記事で見た目でさんざん検証したことも意味がなくなってしまったけど、偽物のレビューに入りたいと思います。



まず外見ですが、いくら偽物といえどフォントの印刷部分以外はほぼ本物と同じ。オールホワイトで清潔感があって、プラスチックの安っぽさはあるものの個人的には非常に好きなデザイン。よくよく考えてみれば、ULTRASONEのDJ1PROのハウジングのデザインにそっくり。あっちはヘッドホンなのでサイズが大きいが、それを小さくしたら似てるなぁ~と思った。

Sennheiser cx400II (Fake) volume

CX300シリーズからの変更点でボリュームコントロールがつきました。しかしiPod→ポータブルアンプ→イヤホンでボリュームが3つもつくと音が悪くなるので邪魔。偽物だけどボリュームをいじってもノイズは入らなかった。

音質は一見悪くない。低音もそこそこ鳴っているし、曲によっては超低音もきちんと鳴る。分解能もそこそこで、この価格帯のイヤホンにしてはかなりきちんと表現してるほう。音場もけっこう広い。CX300IIでは直挿しでは超低音が鳴らなかったのでこの点は評価できるところ。しかしどうも何か薄い膜のようなものを感じるし、320kかFLACかWAVE以外のmp3になるとそれはもっと顕著に現れる。ノイズ混じりの短波ラジオみたいな音質に成り下がる。視聴用に入れてるリストの曲はほぼFLACと320kだが、それでもCX300IIより音が良いとは言えない。はっきり良くなってると言える部分は超低音が鳴ってるところぐらい。それを抜けば低音もCX300IIのほうが立体感があるし、クリアだし、あっちのほうがトータルで優秀。ただそれほどの違いしかないため、普通の人は全く気づかないだろう。自分もけっこう長いこと気づかなかった。

Sennheiser cx400II (Fake) DockConnect

【iBasso Audio D2 Hj Boaとの接続】

---iPodにDockケーブル接続時の性能---

偽物なんだけどALO OCC Cryo 22AWGでのDock接続で聴いてみる。Dock接続だとこれが結構聴ける、ノイズのようなものがかなり減った。しかしやはり偽物は偽物みたいで、本物のイヤホン、ヘッドホンはDock接続でそれなりの音質改善があったのに、この偽物では音質改善はノイズ以外ほぼなかった。弦楽器のもたつきはなく、かなりフラット。ドラムなどの低音もフラットで、超低音も感じるが本物のような立体感のある音ではなくどこかのっぺりした印象がある。金管楽器はそこそこ良い、CX300IIの直挿しよりキレイに鳴っている。しかし低音の影響かやはり平面的であって、立体的ではない。

Telefon Tel Aviv - I Lied


Telefon Tel Avivの「I Lied」を再生するとけっこう超低音が鳴っている、しかし奥行きのある超低音ではない。低音の伸びが良くないのが平面的な原因のようだとこれで気づく。男性ボーカルは一見普通に再生されている感じだが、声ものっぺりした印象。普通に聴けるレベルで再生されているように思えてたんだけど、気持ちよさを感じるほどのクオリティではない。ためしにこのままCX300IIを繋いで続きを聴いてみる。やはりCX300IIのほうが立体感があって、音像がしっかりしている。低音も締りがあるし、芯のある音だ。高音もこの曲に関してだけだけど、ちょっと痛いくらい突き刺さってくる。



【iBasso Audio D2 Hj Boaとの接続】

---パソコンとのUSB接続、USBDACとしての性能---

パソコンにUSBDAC接続してみたら、音場はさらに広くなった。一見音が良くなったように感じる。しかし相変わらず「シャリつき」が耳につく。他のヘッドホンではどの機種でもそれなりに解像度が上がったり、クリアな印象が個体差はあれど感じられたのに、このCX400IIではそういう大きな変化は特に感じられなかった。ここまで何も変わらないと、「きちんと作られた正規品」とはとても思えないという結論に達せざるを得ない。。。

Karsh Kale feat. Todd Michealbeen - Phoenix Rising


Karsh Kale(カーシュ・カーレイ)の「Phoenix Rising」のボーカルなんかが特に「シャリつき」が出る。ボーカルの甘く優しく伸びる声が良かったのに、このCX400IIで聴くとシャリついてて全然甘さがない。甘さがないだけならまだいいが、ちょっと聴けないレベル。ここで気づいたが、分解能はたぶんあるんだろうけど、肝心の鳴らす部品が全然しょぼいんじゃないかな、これ。パソコンからの接続やらポータブアンプの接続で良質な信号が届いても、いざ聴く段階になるとどれも「シャリつき」が出るってたぶんそういうことだと思う。

↓簡単なまとめ

CX400II偽物は超低音がそこそこ出てる、音場が広い、低音の奥行きがあまり無い、全体的なシャリつき(これが致命的)。



最後に2chのログで見つけたこれが致命的。

402 :392:2012/02/12(日) 17:29:51.64 ID:dVJh9CMy
cx400-2届いて>>73,74を確認して恐らく本物だと思うものの↓
http://i.imgur.com/Eu5n7.jpg
の部分の作りが雑な気がするんですが本物もこんなものなんでしょうか?

408 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 22:32:18.77 ID:KCbAZ1w7
>>402
店と値段的に偽物はほぼ確実だと思うが。箱の写真上げてくれれば正確に判断できる。
並行輸入系の有名ショップ以外で購入したSennheiserのイヤホンで、箱の裏に日本語の説明書が付いていない物は9割偽物だと思ってOK


Sennheiser-cx400II (Fake) Manual

CX300IIのほうは日本語の説明書ついてたんですが、CX400IIのほうはついてなかったんですよね。。。

結論としては、通販で本物を買うのは難しいのでおすすめしません。多少高くても本物を確実に買いたい人は大規模な量販店に行っての購入をおすすめします。



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