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Sawako - 2007 - Madoromi [Anticipate Recordings anticipate003]

2012年16日   カテゴリ:Sawako     0 comments
Sawako - 2007 - Madoromi [Anticipate Recordings anticipate003]
Sawako - 2007 - Madoromi [Anticipate Recordings anticipate003]
(2007/11/06)
01 August Neige
02 It's Not On Purpose
03 Uta Tane
04 Passepass
05 Appled Soapbox
06 Kira Kira
07 Purple Sky Coming
08 Far Away
09 Tiny Tiny

Sawako ⑥

Sawako - 2007 - Madoromi [Anticipate Recordings anticipate003]

↓公式サイト
http://www.troncolon.com/

4枚目のアルバム「bitter sweet」が12kより2008年5月にリリース。2011年には雑誌とCDの複合媒体「clarity」(schole)のために、青木隼人と「旅と音楽」をテーマにしたコラボ作品を製作。

*プロフィール*

名古屋出身、東京とニューヨークに6年ずつ在住後、ノマディックに活躍中の音響作家、メディアアーティスト。デジタル技術を用いながらオーガニックで瑞々しい世界感を紡ぐsawakoの作品は、これまで英国のWire誌や米国のNYArt誌などにとりあげられてきました。日常の小さな断片をきりとって、フィールドレコーディングと電子音が織りなす、様々な情景のうつろう懐かしくて少し切ない凛とした空気感を紡ぎます。2000年ごろからネット上をベースに活動をはじめ、親しみやすい穏やかな音景によって「microsound」「lawercase sound」とよばれていたジャンルの裾野を広げることに貢献する一方、その硬派でゆるぎない独特の世界感とテクノロジーに関する洞察力の深さは、世界中のコアなリスナーに根強く支持されつづけています。

これまでに、12k、and/OAR、Anticipate Recordingsから通算4枚のソロアルバムをリリース、 Taylor Deupree、Asuna、Andrew Deutsch、Kenneth Kirschner、杉本拓、中村としまる、HYPO、Daisuke Miyatani、青木隼人、hofli、Radiosonde、nobuko hori、Amephone、Ryan Francesconi、Jacob Kirkegaard、Kazuya Matsumotoなどとコラボレーションを行ってきました。

また、音の領域だけにとどまらず、デジタルアーティストとして、映像、シグナルスケープ、サウンドスケープ、collaboration narrative、日常の中のささやかな物語などをテーマに活動、World Forum of Acoustic Ecologyやバークレー音楽院、Max/MSP/Jitterワークショップ(AD&A Gallery、大阪)Programmable Media II: Networked_Music(ペース大学、NYC)等のシンポジウムでアーティストトークも行っています。2009年には、フロリダのDolphin Research Centerでイルカの認知に関するサマーコースを受けるためJerome FoundationからGrantを獲得。幼少時に金春流能楽を8年、クラシックピアノを13年習い、慶応義塾大学環境情報学部卒業、New York University Interactive Telecommunication Programで修士号習得。




- 宗教音楽にも少し似たものを感じる静けさと神秘さ -

Scholeから「Hi Bi No Ne」をリリースする1年前の音源、「Madoromi」。ラジオゾンデの津田貴司と青木隼人がギター、Touchから主にリリースしているJacob Kirkegaardがセロ、Ryan FrancesconiとPlopでリリースしているBen Tuttleがビブラフォン、Neo OuijaやCreation CentreでリリースしているPandatoneがエンジニアで参加。マスタリングはミル・プラトー(Mille Plateaux)からのリリースでも知られるTwerkが担当。

このアルバムも参加しているミュージシャンの名前が物語るように、すでに完成された音響アンビエントを披露しています。Sawakoの特徴として一番分かりやすいところは、他のアンビエントやドローンよりもキンキンした比較的キーの高い音ばかりを使っていることで、低く太い音はあんまり使っていないところ。これはどういうことかというと、低い音を使ったほうが比較的アンビエントしては安定するというか、「癒されやすい」んですよね。そういう心理的に安心しやすい「低い音」がもちろんあるにはあるけど、極端に少ない。そしてキーの高い音は必然的に金属質で不安定な音になりがちなんですが、それを絶妙な浮遊音に仕上げてくるのがすごいところ。それでいて日本人の心に染み込むメロディになっていて、単曲で終わらすことなくアルバム全体に持ってこれるのはかなりの個性であり、魅力だと思われます(書いてる途中に気づきましたが、今回のアルバムは割かし低いドローンが含まれていました)。

今回のアルバムでは1曲目「August Neige」と8曲目「Far Away」で少し高めの浮遊音のさらに上でSawakoのささやくウィスパー・ヴォイスがかなりの聴きどころ。他の目玉曲としては6曲目の「Kira Kira」と9曲目の「Tiny Tiny」がオルゴールのような音をメインにした静かな曲で、ベビーベッドの上でおもちゃが回ってる光景が浮かび上がりそうな眠れる曲になっています。もちろん他の曲も素晴らしい出来で、牧歌的であったり神秘的であったり、静謐さがあったり、かなり魅力的。内省的に聴こえがちな静けさが特徴のアンビエントでも、暗さがないところも聴きやすさに繋がっています。

音響、アンビエント、現代音楽、そして宗教音楽にも少し似たものを感じる静けさと神秘さ、時には牧歌的に心を癒してくれる、部屋で一人で過ごすときに聴いてほしいアルバム。



Schole Records スコーレ・レコーズ レビューページ一覧
Schole Records スコーレ・レコーズ レビューページ一覧




Sawako - Far Away


Sawako - It's Not On Purpose


Sawako - Uta Tane


Sawako - Passepass


Sawako - Appled Soapbox


Sawako - Kira Kira


Sawako - Tiny Tiny




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Sawako+ - 2005 - Omnibus [Community Library CL2]
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(2005/09/12)
Sawako - 2007 - Madoromi [Anticipate Recordings anticipate003]
Sawako - 2007 - Madoromi [Anticipate Recordings anticipate003]
(2007/11/06)
Sawako - 2008 - Bitter Sweet [12k 12k1047]
Sawako - 2008 - Bitter Sweet [12k 12k1047]
(2008/05/20)
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Sawako - 2008 - Bitter Sweet [12k 12k1047]

2012年15日   カテゴリ:Sawako     0 comments
Sawako - 2008 - Bitter Sweet [12k 12k1047]
Sawako - 2008 - Bitter Sweet [12k 12k1047]
(2008/05/20)
01 Wind Shower Particle
02 April ~ From Sea Shell [Prod. Radiosonde]
03 Deep Under
04 Looped Labyrinth, Decayed Voice
05 Ex.o.tico
06 H u g b u g
07 Utouto (With Ryan Francesconi) [Cello:Jess Ivry Violin:Lila Sklar]
08 Tsubomi, Saku
09 A Last Next

Sawako ⑤

Sawako - 2008 - Bitter Sweet [12k 12k1047]

↓公式サイト
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4枚目のアルバム「bitter sweet」が12kより2008年5月にリリース。2011年には雑誌とCDの複合媒体「clarity」(schole)のために、青木隼人と「旅と音楽」をテーマにしたコラボ作品を製作。

*プロフィール*

名古屋出身、東京とニューヨークに6年ずつ在住後、ノマディックに活躍中の音響作家、メディアアーティスト。デジタル技術を用いながらオーガニックで瑞々しい世界感を紡ぐsawakoの作品は、これまで英国のWire誌や米国のNYArt誌などにとりあげられてきました。日常の小さな断片をきりとって、フィールドレコーディングと電子音が織りなす、様々な情景のうつろう懐かしくて少し切ない凛とした空気感を紡ぎます。2000年ごろからネット上をベースに活動をはじめ、親しみやすい穏やかな音景によって「microsound」「lawercase sound」とよばれていたジャンルの裾野を広げることに貢献する一方、その硬派でゆるぎない独特の世界感とテクノロジーに関する洞察力の深さは、世界中のコアなリスナーに根強く支持されつづけています。

これまでに、12k、and/OAR、Anticipate Recordingsから通算4枚のソロアルバムをリリース、 Taylor Deupree、Asuna、Andrew Deutsch、Kenneth Kirschner、杉本拓、中村としまる、HYPO、Daisuke Miyatani、青木隼人、hofli、Radiosonde、nobuko hori、Amephone、Ryan Francesconi、Jacob Kirkegaard、Kazuya Matsumotoなどとコラボレーションを行ってきました。

また、音の領域だけにとどまらず、デジタルアーティストとして、映像、シグナルスケープ、サウンドスケープ、collaboration narrative、日常の中のささやかな物語などをテーマに活動、World Forum of Acoustic Ecologyやバークレー音楽院、Max/MSP/Jitterワークショップ(AD&A Gallery、大阪)Programmable Media II: Networked_Music(ペース大学、NYC)等のシンポジウムでアーティストトークも行っています。2009年には、フロリダのDolphin Research Centerでイルカの認知に関するサマーコースを受けるためJerome FoundationからGrantを獲得。幼少時に金春流能楽を8年、クラシックピアノを13年習い、慶応義塾大学環境情報学部卒業、New York University Interactive Telecommunication Programで修士号習得。




- 静けさと暖かみ、牧歌的と神秘性などが見事に混在するアルバム -

ScholeからDaisuke MiyataniとSawakoの共同作品であった「Hi Bi No Ne」と同じ年にリリースされた、Sawako名義での「Bitter Sweet」。今回の特徴としては津田貴司と青木隼人によるラジオゾンデにプロデュースされた曲があるという事と、米ポートランド在住のブルガリアン・フォークに造詣の深いライアン・フランチェスコーニが参加した曲があります。マスタリングは12kのオーナーでもあるTaylor Deupreeが担当。

Hi Bi No Ne」は共作ということもあってアコースティックでアナログな暖かみがありましたが、こちらではもう少し神秘的で静かで落ち着く曲が数多くあります。ある種の民族音楽、とくに印象としてまず一番初めに思い浮かぶのがバリの宮殿音楽やオーストラリアの原住民の使うディジリドゥなどにとても似ているなぁと思う音色。暖かみのある曲ももちろんありますが、そういった印象からミニマルの原点ともいうべき価値観であるアニミズムや神秘性といったものをどうしても感じてしまいます。ほかにも音色がパイプオルガンなどのいわゆる教会音楽的な響きに似ている響きもあります。なので少し宗教的な荘厳さというか、神秘性も感じます。

基本的には3曲目の「Deep Under」の不穏な音以外は静かで落ち着く曲ばかりになっていますが、中でもおすすめなのは2曲目のラジオゾンデがプロデュースした「April ~ From Sea Shell」。これは牧歌的で透明感のあるフォークやポストロック的なアコギの響きで、ものすごく暖かみの感じられる曲。森の中にいるような篭り感があって非常に奥深く、鳥のさえずり、子供の遊ぶ声も遠くから響いてきます。木の隙間からこぼれる木漏れ日のような、光を感じる曲で非常におすすめ。そしてさらにおすすめなのが9曲目の「A Last Next」。これも2曲目と同じような穏やかで暖かみのある響きなんですが、そこにSawakoのヴォーカルで滅多に聴けない歌が入ります。こんなに美しく優しく包み込むように歌えるのになぜいつもは歌わないのか、ホントに不思議。ふつうにCokiyuMosikitooAspidistraflyあたりに並ぶ美しさ。

この2曲以外もほとんどがおすすめで聴ける曲になっていて、とても素晴らしいクオリティ。残念なのはもっとヴォーカル曲が入ってほしいところ。しかし歌が増えるとインストが減ってしまう・・・そんなジレンマがあります。静けさと暖かみ、牧歌的と神秘性などが見事に混在するアルバム。お店でかけるのには一部の曲しか向いてませんが、部屋でひとり静かに過ごしたいときに聴くのには最高の一枚です。



Schole Records スコーレ・レコーズ レビューページ一覧
Schole Records スコーレ・レコーズ レビューページ一覧




Sawako - April ~ From Sea Shell [Prod. Radiosonde]


Sawako - Looped Labyrinth, Decayed Voice


Sawako - Utouto (With Ryan Francesconi)


Sawako - Tsubomi, Saku


Sawako - A Last Next




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Sawako+ - 2005 - Omnibus [Community Library CL2]
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Sawako - 2007 - Madoromi [Anticipate Recordings anticipate003]
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(2007/11/06)
Sawako - 2008 - Bitter Sweet [12k 12k1047]
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Sawako+ - 2005 - Omnibus [Community Library CL2]

2012年15日   カテゴリ:Sawako     0 comments
Sawako+ - 2005 - Omnibus [Community Library CL2]
Sawako+ - 2005 - Omnibus [Community Library CL2]
(2005/09/12)
01 Aonammi - Good Morning
02 Ayacollett - O R G
03 Hypo - Aykmin
04 Polmo Polpo - SG
05 Rie - Practice
06 Tu M' - Datam
07 Minzoku Yamada - Fanfare
08 Yamane - Pincry
09 Yukiko Ito - End Roll
10 Yukiko Ito - Lapon

Sawako ④

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4枚目のアルバム「bitter sweet」が12kより2008年5月にリリース。2011年には雑誌とCDの複合媒体「clarity」(schole)のために、青木隼人と「旅と音楽」をテーマにしたコラボ作品を製作。

*プロフィール*

名古屋出身、東京とニューヨークに6年ずつ在住後、ノマディックに活躍中の音響作家、メディアアーティスト。デジタル技術を用いながらオーガニックで瑞々しい世界感を紡ぐsawakoの作品は、これまで英国のWire誌や米国のNYArt誌などにとりあげられてきました。日常の小さな断片をきりとって、フィールドレコーディングと電子音が織りなす、様々な情景のうつろう懐かしくて少し切ない凛とした空気感を紡ぎます。2000年ごろからネット上をベースに活動をはじめ、親しみやすい穏やかな音景によって「microsound」「lawercase sound」とよばれていたジャンルの裾野を広げることに貢献する一方、その硬派でゆるぎない独特の世界感とテクノロジーに関する洞察力の深さは、世界中のコアなリスナーに根強く支持されつづけています。

これまでに、12k、and/OAR、Anticipate Recordingsから通算4枚のソロアルバムをリリース、 Taylor Deupree、Asuna、Andrew Deutsch、Kenneth Kirschner、杉本拓、中村としまる、HYPO、Daisuke Miyatani、青木隼人、hofli、Radiosonde、nobuko hori、Amephone、Ryan Francesconi、Jacob Kirkegaard、Kazuya Matsumotoなどとコラボレーションを行ってきました。

また、音の領域だけにとどまらず、デジタルアーティストとして、映像、シグナルスケープ、サウンドスケープ、collaboration narrative、日常の中のささやかな物語などをテーマに活動、World Forum of Acoustic Ecologyやバークレー音楽院、Max/MSP/Jitterワークショップ(AD&A Gallery、大阪)Programmable Media II: Networked_Music(ペース大学、NYC)等のシンポジウムでアーティストトークも行っています。2009年には、フロリダのDolphin Research Centerでイルカの認知に関するサマーコースを受けるためJerome FoundationからGrantを獲得。幼少時に金春流能楽を8年、クラシックピアノを13年習い、慶応義塾大学環境情報学部卒業、New York University Interactive Telecommunication Programで修士号習得。




- Sawakoと親しい周辺人物だけで作られたオムニバス -

12kからリリースされた本アルバム「Hum」をきっかけに活動拠点を東京からニューヨークに移し、カナダのイベント「mutek」、イギリスの「glade」フェスティバルなどに参加するなど、国境を越えた活動を見せ始めるようになったSawako。それと同じ年にリリースされているのがこのアルバム、「Omnibus」になります。名義は「Sawako+」になっていますが、Sawakoが監修して音の提供者はAonami, Ayacollett, Hypo, Minzoku Yamada, Polmo Polpo, Rie, Tu M', Yamane, Yuichiro Fujimoto, Yukiko Ito, birds in Tokyoになるようです。よってタイトルも示すようにオムニバス・アルバムにあたります。Sawakoと親しい周辺人物だけで作られたオムニバス、といったところです。マスタリングはミル・プラトー(Mille Plateaux)からのリリースでも知られるTwerkが担当。

9-10曲目以外はSawakoの延長線上の12kに系統したアンビエント・音響曲が多いと思ってもらえれば分かりやすいと思います。1曲目Aonammiの「Good Morning」は浮遊するドローンにシンプルなシンセのループを反復させ、フィールド・レコーディングの路上で車で商売するチャルメラ的な笛の音のようなものが少し離れたところから聞こえてくるまどろめるアンビエント・スケープ。そして2曲目Ayacollettの「O R G」も鉄琴・木琴などの楽器をのどかに響かせた音に様々なサンプリングを重ねた赤ちゃんも眠れそうなアンビエント。そして3曲目のHypoによる「Aykmin」。これは鳥の鳴き声や様々な生活音をレイヤーで重ね、信号のような音をループさせた音響アンビエント的な曲。作業中にぼんやり聴くと集中できそうな、うっそうと茂った木々の中で過ごしているような気分になれます。

そして9-10曲目だけなぜかちょっとメロディやらビートの入った曲になっていて、9曲目は鐘の音をループさせてミドルテンポのビートが鳴っている曲。10曲目は様々な音をサンプリングしてカットアップしてあるヒップホップベースの曲。ちょっとファニーなメロディですが、このアルバムの中でこの2曲だけビートがあるために浮いてます。しかしこの2曲のクレジットのYukiko ItoはなんとあのCokiyu。興味のある人には一度は耳を通しておきたいものなはず。

Sawako名義でのアルバムより少しクオリティは落ちるかもしれませんが、ここでしか聴けないマイナーな曲がたくさん詰まったアルバムになっています。360℃ Recordsの音の傾向にも似ているので好きな人にはぜひ聴いてほしいアルバムです。



Schole Records スコーレ・レコーズ レビューページ一覧
Schole Records スコーレ・レコーズ レビューページ一覧




↓関連動画

Cokiyu - Your Thorn


Polmo Polpo - Dreaming (...Again)


Cokiyu × 水色デザイン - little lights, little waves




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Sawako+ - 2005 - Omnibus [Community Library CL2]
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Sawako - 2007 - Madoromi [Anticipate Recordings anticipate003]
Sawako - 2007 - Madoromi [Anticipate Recordings anticipate003]
(2007/11/06)
Sawako - 2008 - Bitter Sweet [12k 12k1047]
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Sawako - 2005 - Hum [12k 1035]

2012年14日   カテゴリ:Sawako     0 comments
Sawako - 2005 - Hum [12k 1035]
Sawako - 2005 - Hum [12k 1035]
(2005/xx/xx)
01 Pink Liquid Cotton Candy (Computer [Kyma] Taylor Deupree)
02 Patchworked Blanket [Voice:Geroge]
03 Rush
04 Incense Of Voice
05 Way Home From School
06 White Sky Winter Chicada (Noises [Room Tone] Kenneth Kirschner)
07 Cloud No Crowd

Sawako ③

Sawako - 2005 - Hum [12k 1035]

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*プロフィール*

名古屋出身、東京とニューヨークに6年ずつ在住後、ノマディックに活躍中の音響作家、メディアアーティスト。デジタル技術を用いながらオーガニックで瑞々しい世界感を紡ぐsawakoの作品は、これまで英国のWire誌や米国のNYArt誌などにとりあげられてきました。日常の小さな断片をきりとって、フィールドレコーディングと電子音が織りなす、様々な情景のうつろう懐かしくて少し切ない凛とした空気感を紡ぎます。2000年ごろからネット上をベースに活動をはじめ、親しみやすい穏やかな音景によって「microsound」「lawercase sound」とよばれていたジャンルの裾野を広げることに貢献する一方、その硬派でゆるぎない独特の世界感とテクノロジーに関する洞察力の深さは、世界中のコアなリスナーに根強く支持されつづけています。

これまでに、12k、and/OAR、Anticipate Recordingsから通算4枚のソロアルバムをリリース、 Taylor Deupree、Asuna、Andrew Deutsch、Kenneth Kirschner、杉本拓、中村としまる、HYPO、Daisuke Miyatani、青木隼人、hofli、Radiosonde、nobuko hori、Amephone、Ryan Francesconi、Jacob Kirkegaard、Kazuya Matsumotoなどとコラボレーションを行ってきました。

また、音の領域だけにとどまらず、デジタルアーティストとして、映像、シグナルスケープ、サウンドスケープ、collaboration narrative、日常の中のささやかな物語などをテーマに活動、World Forum of Acoustic Ecologyやバークレー音楽院、Max/MSP/Jitterワークショップ(AD&A Gallery、大阪)Programmable Media II: Networked_Music(ペース大学、NYC)等のシンポジウムでアーティストトークも行っています。2009年には、フロリダのDolphin Research Centerでイルカの認知に関するサマーコースを受けるためJerome FoundationからGrantを獲得。幼少時に金春流能楽を8年、クラシックピアノを13年習い、慶応義塾大学環境情報学部卒業、New York University Interactive Telecommunication Programで修士号習得。




- 霧の出ている森の中で深呼吸したときのような清涼感 -

12kからリリースされた本アルバム「Hum」をきっかけに活動拠点を東京からニューヨークに移し、カナダのイベント「mutek」、イギリスの「glade」フェスティバルなどに参加するなど、国境を越えた活動を見せ始めるようになったSawako。

「Hum」ではJacob Kirkegaard(Touch)のチェロ、ラジオゾンデ(青木隼人+hofli)のギター、Ryan Francesconi(RF)などが参加。アートワークにはブルックリン在住のアーティスト・写真家でもあるMaki Kaoruの写真を起用。

このアルバムでは以前からあったノイズよりの音は完全に姿を消し、より音響的かつアンビエント寄りの音に完全に移行した作品になっています。ハウリングはアンビエントとして聴きやすいドローンに昇華されており、その浮遊音にSawakoのウィスパー・ヴォイス、チェロやギター、金管楽器っぽい音やシンセを絡ませてます。

12kからリリースしているということもありハウリングによるドローンが色濃いですが、静かな空間に響いて消えていく音がキラキラしていて、非常に気持ち良いです。歌というには断片的なウィスパー・ヴォイスですが、12kレーベルで声が入った曲がリリースされたのは史上初とのこと。雰囲気としては静かなアンビエントですが、郷愁を誘うような雰囲気ではなく、神秘的だったり瞑想的な音の傾向があるように思います。霧の出ている森の中で深呼吸したときのような清涼感に満ち溢れたアルバムで、音響・現代音楽寄りのアンビエントが好きな人には特におすすめな一枚になっています。



Schole Records スコーレ・レコーズ レビューページ一覧
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Sawako - Patchworked Blanket [Voice:Geroge]


Sawako - Incense Of Voice


Sawako - White Sky Winter Chicada


Sawako - Cloud No Crowd




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Sawako - 2005 - Hum [12k 1035]
Sawako - 2005 - Hum [12k 1035]
(2005/xx/xx)
Sawako - 2007 - Madoromi [Anticipate Recordings anticipate003]
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(2010/04/01)
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Sawako - 2005 - Hum [12k 1035]

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Sawako - 2004 - Yours Gray [and and15]

2012年14日   カテゴリ:Sawako     0 comments
Sawako - 2004 - Yours Gray [and and15]
Sawako - 2004 - Yours Gray [and and15]
(2004/xx/xx)
01 As:unacir feat. Asuna
02 A Message From Bed Of The Sea feat. Asuna, Yuichiro Fujimoto
03 Petit Garcon
04 Hole [Noises:Water, Sand, Shortwave Radio, Clock by Kiyoharu Kuwayama]
05 Cache Cache [Performer:Toshimaru Nakamura]
06 Night Midlight [Piano:Mitchell Akiyama Voice:Sawako]
07 Go To Ocean feat. Toshimaru Nakamura, Asuna(Spoons)

Sawako ②

Sawako - 2004 - Yours Gray [and and15]

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4枚目のアルバム「bitter sweet」が12kより2008年5月にリリース。2011年には雑誌とCDの複合媒体「clarity」(schole)のために、青木隼人と「旅と音楽」をテーマにしたコラボ作品を製作。

*プロフィール*

名古屋出身、東京とニューヨークに6年ずつ在住後、ノマディックに活躍中の音響作家、メディアアーティスト。デジタル技術を用いながらオーガニックで瑞々しい世界感を紡ぐsawakoの作品は、これまで英国のWire誌や米国のNYArt誌などにとりあげられてきました。日常の小さな断片をきりとって、フィールドレコーディングと電子音が織りなす、様々な情景のうつろう懐かしくて少し切ない凛とした空気感を紡ぎます。2000年ごろからネット上をベースに活動をはじめ、親しみやすい穏やかな音景によって「microsound」「lawercase sound」とよばれていたジャンルの裾野を広げることに貢献する一方、その硬派でゆるぎない独特の世界感とテクノロジーに関する洞察力の深さは、世界中のコアなリスナーに根強く支持されつづけています。

これまでに、12k、and/OAR、Anticipate Recordingsから通算4枚のソロアルバムをリリース、 Taylor Deupree、Asuna、Andrew Deutsch、Kenneth Kirschner、杉本拓、中村としまる、HYPO、Daisuke Miyatani、青木隼人、hofli、Radiosonde、nobuko hori、Amephone、Ryan Francesconi、Jacob Kirkegaard、Kazuya Matsumotoなどとコラボレーションを行ってきました。

また、音の領域だけにとどまらず、デジタルアーティストとして、映像、シグナルスケープ、サウンドスケープ、collaboration narrative、日常の中のささやかな物語などをテーマに活動、World Forum of Acoustic Ecologyやバークレー音楽院、Max/MSP/Jitterワークショップ(AD&A Gallery、大阪)Programmable Media II: Networked_Music(ペース大学、NYC)等のシンポジウムでアーティストトークも行っています。2009年には、フロリダのDolphin Research Centerでイルカの認知に関するサマーコースを受けるためJerome FoundationからGrantを獲得。幼少時に金春流能楽を8年、クラシックピアノを13年習い、慶応義塾大学環境情報学部卒業、New York University Interactive Telecommunication Programで修士号習得。




- ミニマルなサウンド・スケープの音響作品 -

公式プロフィールでは2000年からネットをベースに活動と書かれているので、このアルバムは2004年にリリースということで作曲暦としては4年ということになります。4年目にしてはあちこちのコンピに参加し、様々な場所から音源もリリースしているということを考えると、かなり期待されている存在だといえます。

このアルバムでは初期のノイズっぽい部分から半分はすでに脱却し、ミニマルなサウンドスケープ、音響作品へ半分足を踏み入れている時期と言えます。そして製作にもかなり多くの人が参加しており、幅広い音になっていて無機質で金属的だけど有機的なフォルムを形成しています。参加したメンバーの中にAsunaを筆頭に、Raster-Norton、Sub Rosaからのリリースでも知られるMitchell Akiyama、ラジオゾンデの青木隼人、Sachiko M関連のToshimaru Nakamuraなど、各方面からの参加がこの作品がある程度のクオリティを伴っていることを物語っています。

まだ高音のハウリングなどは若干挿入されてはいるものの、環境音楽、音響作品としてはかなり聴きやすくキャッチーなアンビエントを覗かせている内容の一枚。



Schole Records スコーレ・レコーズ レビューページ一覧
Schole Records スコーレ・レコーズ レビューページ一覧




↓関連動画

Sawako - Live at Combine 2007


↑アルバムに近い雰囲気のライブ音源。聴きやすいんですが、ハウリングを挿入しています。。



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