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![]() 映糸 - 2003 - awaawa [Noble CXCA-1145] (2003/11/10) | 01 Awaawa 02 Cloud, Light, Water 03 Motel 04 Voice Or Vice 05 14 06 そして、欲する 07 Izumi 出水 |

映糸 - 2003 - awaawa [Noble CXCA-1145]
↓映糸公式サイト
http://www.mujika.net/eisi/top.html
↓映糸公式ブログ
http://d.hatena.ne.jp/eisi_awaawa/
↓Mujika Easel主宰レーベル「dear Air」
http://www.dear-air.com/
↓推薦コメント
http://www.noble-label.net/catalog/?ja&code=CXCA-1145
noble第7弾リリースは、ボーカル/アップライトベース奏者のmujika率いる大阪在住の3人組、映糸(えいし)の1stアルバム。彼岸より奏でられる美しい旋律に、深い慈愛を帯びた唯一無二の声。聴く者の心には、曇りのない澄みきった感動が静かに降りてきます。 (Bridge inc.)
現在ソロで活動中のMujika Easelの幽玄なる歌声、歌同様の印象を残すトランペットの、郷愁感覚えるフレーズとフリーフォームなスタイル。そんな2人を程よく落ち着かせる、ギターのアルペジオ。これら三者三様の個性が一つとなって、フォーク、ジャズ、ポップ、実験性…いずれの要素も含みつつ、どこにもない豊かな感性に満ちた、心魅かれる音楽を紡ぎだしています。
この作品に収録の何曲かは、京都にあるカフェ アンデパンダンでの生演奏もあります。いつまでも浸っていたくなる心地よいサイレントで緊張感ある空間。とてもいとおしい作品です。 (Pastel Records)
■Profile
映糸(えいし)
uplight bass & voice : mujika easel
guitar & synthesizer : 小堀努
trumpet & mac & harmonica : 森田正明
2001年11月27日誕生。
2002年1月からメンバー4人で活動を始める。
関西を中心にライブハウス、カフェ、ギャラリー、と様々な場所で演奏を行う。
画家/小説家/音楽家等によるアーティスト集団"雨・室(AnN-shitsu)"のメンバーとしても活動。大阪firefly、cafe DETAJ、京都METRO、東京UPLINK FACTORY等でイベントを手掛ける。
2003年3月にドラムが抜け、以後、残る3人で活動。
2003年4月 エンジニアに少年ナイフ、竹村ノブカズ、ボアダムス、トウヤマタケオなどを手掛ける林 皇志氏を迎え1stアルバムのレコーディングをスタート。
2003年11月10日 MIDI Creative / nobleより1stアルバムをリリース。
2005年6月10日 1stアルバム『awaawa』のTaylor Deupreeによるリコンストラクト・アルバム『Every Still Day』をnobleよりリリース。
■Credits
Bass & Vocals– 辰巳加奈(Mujika Easel)
Engineer– Ohji Hayashi
Guitar & Synthesizer– Tsutomu Kobori
Trumpet & Mac & Harmonica– Masaaki Morita
- 日常の穏やかな空気感を感じさせる音楽 -
アップライト・ベース、アコースティック・ギター、トランペット、ハーモニカ、シンセなどの音を使って素朴な牧歌的風景を描き出す映糸(えいし)。女性のボーカルは現在Mujika Easelとして活動しdear Airレーベルを主宰する辰巳加奈。
繊細で枯れたハスキーな女性ボーカルに、アコースティックギターののんびりした音、それに合わせてベース、トランペットが絡み、ごく稀に電子音が入ります。フォーク的な響きとジャズのインプロヴィゼーションを混ぜたような印象でありながら、アンビエント的な癒しがあります。同じレーベルでいえば「棗」が似ています。あちらが「無国籍な民族音楽」とすれば、映糸は「無国籍なフォーク」。
演奏を聴いていると、日常の穏やかな空気感を感じさせながら音が移ろいその情景もふわふわとどこかに漂っていく・・・そんな空気のような音楽と共に、辰巳加奈の歌声も空気のように溶け込んでいます。英語歌詞なので日本語の意味を気にしないで「雰囲気」だけを味わえるようになってるのも良いところ。
アンビエント的な癒しがあるという人もいれば、環境音楽的なBGMとして部屋でゆっくりするときになんとなく流しっぱなしにする人もいる、「雰囲気」を豊かにするアルバムです。
今回は収録曲が見つからなかったですが、ライブ映像が見つかったのでひとつだけ貼っておきます。ライブ映像はアルバムとはイメージが少し違うので、参考動画の「Mujika Easel - In The Room」のほうが映糸のアルバムにはイメージが近いです。「Mujika Easel - dans la mer, dans tes yeux」はピアノとトランペットという、また違う構成ではありますが、演奏でやろうとしてることは一緒ですので参考程度に聴いてみてください。

Noble-Label レビューページ一覧
↓このアーティストに似た傾向のレーベル・カタログ。

Kitchen Label レビューページ一覧
2012/06/30 油野美術館 『即興演奏と実験音楽と歌』
【3:10から映糸のライブあり】
Mujika Easel - In The Room
Mujika Easel - dans la mer, dans tes yeux (take4)
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