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Yasushi Yoshida 吉田靖 - 2010 - Grateful Goodbye [Noble CXCA-1286]

2012年24日   カテゴリ:Yasushi Yoshida 吉田靖     0 comments
Yasushi Yoshida 吉田靖 - 2010 - Grateful Goodbye [Noble CXCA-1286]
Yasushi Yoshida 吉田靖 - 2010 - Grateful Goodbye [Noble CXCA-1286]
(2010/12/04)
01 Let Go
02 Grateful Goodbye
03 Staircase
04 Embrace Calm Music
05 Remembering
06 Pieces Of Last Scene Brilliance
07 Departure Music
08 Round And Chord
09 Slow Bird Wonder Words
10 Chromatic Chronicle
11 For Everything Calm Embrace

Yasushi Yoshida 吉田靖 ③

Yasushi Yoshida 吉田靖 - 2010 - Grateful Goodbye [Noble CXCA-1286]

公式サイト Yasushi Yoshida Noble公式ページ Noble-label Profile
アルバム解説ページ Yasushi Yoshida - Grateful Goodbye

~生楽器の響きと旋律で叙景的に描く”別離”の形~
坂本龍一が近年アコースティック・ピアノに向かい続けているのを見れば分かるように、デジタル全盛の時代においても生楽器には無限の魅力があふれている。その魅力の一つは間違いなく、楽器の持つ豊かな響きだろう。本作を聴くと、吉田靖という作曲家もまた、そんな楽器の響きに魅せられ、意識的になっているクリエイターであると確信した。時に雄弁に、時にミニマルに旋律を奏でるピアノや弦・管は、その響きの中でさまざまな交錯を見せる。楽器の編成や楽曲の文法はクラシックのそれと近いが、本作の音楽性はいわゆるスコア・ミュージックにはとどまらない。エレクトロニカ通過後のエディットや音色の使い方を織り交ぜながら、それぞれの楽曲で目くるめくシーンが移り変わるのが印象的だ。そのさまはまるで映画のカット割のようで、彼の作品が映像的・叙景的と評されるのも頷ける。そんな音の景色の中で通底しているのは、ある種のセンチメンタリズムやメランコリーを帯びたメロディやハーモニー。アルバムのテーマは”別離”だが、単なる物寂しさだけでは語れない”何か”を、吉田は音や響きの選択という方法で十分表現しきっていると感じた。願わくば本作録音時と同じ小規模オーケストラ編成でのホール・コンサートを実現してもらいたい。 [Sound&Recording Magazine] 松本伊織

ダンスや演劇、映像とのコラボなども行う音楽家が、<別れの物語>をコンセプトにした新作を完成。弦楽器やピアノ、ギターなどによる重厚なアンサンブルはこれまで以上に崇高で、狂おしいほど切ない気分を誘う。しかし後半の”chromatic chronicle”における力強いオーケストラ・サウンドはとても希望に満ちていて、ただひたすら別れを嘆くのではなく、最後は明日に繋げていくというストーリーに心を揺さぶられた。 [bounce] 郡司和歌

■Profile 
1978年大阪生まれ。
楽曲制作を活動の中心に据え、近年数々の賞を受賞している気鋭のダンス・カンパニー、BABY-Qの公演に楽曲を提供する他、演劇・映像作品等ビジュアル分野とのコラボレーションも多い。
ライブ活動ではこれまでに渚にて、中島らも、キセル、二階堂和美、Pan American、Her Space Holiday、ARAB STRAPなど、国内外の様々なアーティストと競演を果たしている。




- ありがとう、さようならの気持ちを表した室内楽アンサンブル -

2010年にリリースされたYasushi Yoshida名義による3rdアルバム、「Grateful Goodbye」のレビュー。楽器はギター・ベース・チェロ・バイオリンの弦楽器に、ピアノ・ドラム・フルート・トランペットなど。そしてサンプリング素材など、若干のデジタルなものも混じっていますが、あくまで味付け程度。

今回は「別れ」がテーマということで、1曲1曲にイメージした別れを完結させて描き切る、という工程を取ったらしく、それによってアルバム全体の統一感をより高めたということですが、前作のようにマッタリ聴いてると突然激しい曲が始まったりとか、そういうこともなくきわめて自然に展開していく流れになっています。

「別れ」と言うとどうしても物悲しいものをイメージしがちですが、このアルバムではドラマティックなものが多く、サントラのような叙情感あふれる展開。ネガティブな別れというよりはポジティブであり、別れる瞬間を刹那的に描いてみたり、別れのあとの新しい始まりを描いていたり、と物語性のイメージの幅は広いです。これまでの「人生の機微」のようなメロディに見られた儚さ、暖かみのようなものは継承されています。また以前までのアルバムでは内面を告白していくような内省的な制作だったようですが、今作からは完全にフィクションに移行し、頭の中でイメージしたものだけで作りこんでいくような心境の変化もあった模様。

さて、実際に聴いてみるとアンサンブルの音のイメージは確かにちょっと物悲しい音もあるんですけど、以前のような心の奥底に深く入り込んでくるような暗さはないです。しかし室内楽な響きとしてはより秀逸になった感じで、サントラで聴くバンド・アンサンブルのようなクオリティの高さを感じます。叙情的な展開はポストロック的な盛り上がり方が多く、以前ほどの物理的な激しさはないものの、楽曲全体の構成が持つ叙情的な音のうねりはよりリスナーの心にしっくり入り込んでくるような感じがあるため、より豊かな情感を感じます。

とくにタイトル曲の「Grateful Goodbye(ありがとうさようなら)」はとてもさわやかで明るい情感のメロディからしっとりした流れに落ち着いて、そこからトランペットの音と共にまた明るい躍動感溢れる展開へと戻っていくという、かなりポジティブでドラマティックな展開。これで元気が出ない人はいないんじゃないでしょうか、というくらい希望に満ち溢れた内容。

優しいメロディが続く中、5曲目「Remembering」でシンセのループとサンプリング素材のループで音的な仕切りがあって、6曲目「Pieces Of Last Scene Brilliance」から新しく展開するメロディも「仕切りからの躍動ある展開」として、かなり心にグッと入ってくる展開。そこから拍手のサンプリングを使ってさらに叙情的に盛り上がるアンサンブルもかなり気持ちいいです。

7曲目・8曲目もしっとりした感じの曲が続き、9曲目・10曲目はしっとりしたメロディから叙情的でドラマティックな展開をそれぞれ曲の後半で迎える曲ですが、10曲目はかなり大団円的フィナーレな感じのするトランペットの音が晴れやかに吹き抜けていく感じのさわやかに胸を打たれます。そして最終曲でまたしっとり、眠れそうな曲があってアルバムは終わります。

この最終曲なんかは演奏が終わったあとも鉄琴のキラキラしたような音が小さい音で少しの間鳴っていて、余韻をきちんと作りこんであるところがいいところ。この人のアルバムはいつも思うんですが、演奏だけではなく、何か全体を細かくケアしているような、他の人には無い部分があって、そういう部分が聴けるとリスナーとしては非常に気持ちいいし、うれしい気持ちになれます。かゆいところにいつも届く感じです。

最終的にまとめると、結局別れがテーマというとかなり誤解があるな、と思ったアルバムでした。タイトル通り「ありがとう、さよなら」という気持ちを終始感じる内容で、叙情的なポストクラシカル・ポストロックなアルバムで非常におすすめです。ジャンル的な路線は違いますが、Schole Recordsの主宰者のAkira Kosemuraの一番脂の乗ったアルバム、「Glassland」がクラシカル+エレクトロな感じで、アルバムを聴いた後の余韻が似ています。参考曲として貼っておきます。

アルバム解説ページ Yasushi Yoshida - Secret Figure ←こちらでタイトル曲の「Grateful Goodbye」を視聴することができます。



↓このアーティストに似た傾向のレーベル・カタログ。
Noble-Label レビューページ一覧
Noble-Label レビューページ一覧




Yasushi Yoshida 吉田靖 - Grateful Goodbye


Yasushi Yoshida 吉田靖 - Staircase


Yasushi Yoshida 吉田靖 - Embrace Calm Music


Yasushi Yoshida 吉田靖 - Remembering + Chair Father


Yasushi Yoshida 吉田靖 - Round And Chord


Yasushi Yoshida 吉田靖 - Slow Bird Wonder Words


Yasushi Yoshida 吉田靖 - Chromatic Chronicle


Yasushi Yoshida 吉田靖 - 「Grateful Goodbye」Trailer




関連動画

Akira Kosemura - Glassland




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